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山頂に巨大観音像が出現!B級スポット臭漂う「鳥居観音」(埼玉県飯能市)

珍スポット・B級スポット
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どうも、はうやし(@hauyashi)です。

埼玉県飯能市の山奥にひと際目立つ3体の観音様が建っている寺院があります。

その名も「鳥居観音」。

この寺院はたった一人の人物が作り出したもので、広大な敷地の中に仏像やお堂などが点々と存在しています。いずれの施設も個性が溢れていてB級スポット的な要素が含まれています。

山の中にあるため普段は閑散としていて人っ子一人いない静かな場所。
このB級スポット感あふれ出る「鳥居観音」に行ってまいりましたのでご紹介いたします。

今回ご紹介するのは鳥居観音の中でも一部のスポットのみとなります。
広大な敷地内に様々なスポットがあるのですが、あまりの広さに全て見ることができませんでした。



白雲山「鳥居観音」

白雲山「鳥居観音」の鳥居

白雲山「鳥居観音」の鳥居

こちらが鳥居観音の入口。ぱっと見ただけではB級スポット的なオーラは出ておらず、ごく普通の寺院と言った感じの佇まいです。



美術工芸がふんだんに盛り込まれた本堂「七観世音菩薩」

本堂の七観世音菩薩

本堂の七観世音菩薩

入口を抜けた先に本堂の「七観世音菩薩」があります。

この本堂には様々な美術工芸が施されていて、本堂そのものが美術品の文庫にようになっているのが特徴的。
七観世音菩薩の四囲の絵は野生司香雪が描いた、観世音が住むと言われる「補陀落迦山」の風景とのこと。



美術品や工芸品が眠る「鳥居文庫」

彫刻が保存されている鳥居文庫

彫刻が保存されている鳥居文庫

本堂を抜けた先にあるのがこちらの鳥居文庫。
室内には美術品や工芸品、古文書などが保管されています。

大人200円、子供100円を支払えば中に入ることができるようですが、訪れたこの時は「鳥居文庫は資料調査のため、しばらくの間休館いたします。」という内容の張り紙が掲示されていました。



納金所で入山料を支払う

麓にある納金所

麓にある納金所

いよいよB級スポットエリアに入ります。

ここから先の白雲山に登るには麓にある納金所で料金を支払う必要があります。道路の修繕費という名目で、大人200円、子供100円、普通車は500円、バイクは300円が必要になります。

山に登るには車だと5分程度で到着しますが、徒歩だと約40分ほどかかります。道も急勾配なため本格的な登山スタイルで行く必要があります。

はうやし
はうやし
徒歩で行く方は心の準備を…!


西遊記でお馴染み三蔵法師の霊骨を祀る「玄奘三蔵塔」

玄奘三蔵塔

玄奘三蔵塔

納金所から勾配30%もあろうかという、とんでもない急坂道を車で一気に登ってきました。

玄奘三蔵塔

玄奘三蔵塔

到着したのは「玄奘三蔵塔」という場所。

玄奘三蔵塔

玄奘三蔵塔

玄奘三蔵というのは孫悟空でおなじみの物語「西遊記」に出てくる三蔵法師の正式名で、ここ玄奘三蔵塔には玄奘三蔵法師の霊骨が祀られている場所なのだそうです。

玄奘三蔵法師像

玄奘三蔵法師像

玄奘三蔵法師像

玄奘三蔵法師像

三蔵法師の銅像が建っています。
私が頭の中でイメージしていた三蔵法師とは全然違う容姿をしていました。

大香炉

大香炉

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

あかんべぇ~~~

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

鬼? 犬? なにこれ?
面白い顔をしています。

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

真っ白な犬の彫刻。
晴れていれば青空に映えていたことでしょう。曇りだったのが残念…。

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

玄奘三蔵塔の装飾

5体の大仏様が彫られたこの壁の彫刻にはどんな意味があるのでしょうか。
凄いご利益がありそうな感じがします。

ちなみにこの玄奘三蔵塔周辺では、2002年10月に公開された映画・北野武監督作品「Dolls」のロケ地としても使用されました。

映画のジャケットにもありますが、鳥居観音は秋になると辺り一面が赤く色づき紅葉が楽しめるスポットになっています。普段は閑散としているこの場所も秋には多くの人々で賑わいます。



鳥居観音のメインスポット「救世大観音」

玄奘三蔵塔から見た救世大観音

玄奘三蔵塔から見た救世大観音

さて、玄奘三蔵塔から更に車を走らせ、山の一番奥にある鳥居観音のメイン「救世大観音」へ向かいます。玄奘三蔵塔から救世大観音へ行くのにも少し距離があり、徒歩だと10分ほどかかります。

巨大な救世大観音

巨大な救世大観音

しばらくして姿を現したのがこちらの「救世大観音」です。

三体の巨大な観音様

三体の巨大な観音様

全長33メートル、巨大な観音様が3体建っています。

中央の観音様は頭の後ろが展望台になっていて、4月から11月までの土休日に限り、救世大観音の中へ入ることができます。

救世大観音 拝観について

  • 【開館期間】4月第1土曜日 から 11月最終日曜日 までの 土日祝日
  • 【開館時間】9時00分から15時00分まで
  • 【拝観料金】大人(中学生以上)200 円、子ども(小学生)100 円

訪れたこの日は平日のため中に入ることはできませんでしたが、救世大観音の胎内には阿弥陀如来・不動明王・吉祥天・一万体観音など多数の仏像や観音像が置かれています。

救世大観音の案内看板

救世大観音の案内看板

救世大観音の胎内にある仏像・観音像の説明が書かれた看板

救世大観音の胎内にある仏像・観音像の説明が書かれた看板

救世大観音の入口

救世大観音の入口

救世大観音の入口にある彫刻

救世大観音の入口にある彫刻

救世大観音の壁にある彫刻

救世大観音の壁にある彫刻

足元にある卒塔婆

足元にある卒塔婆

救世大観音の足元には、これでもかといった具合に大量の卒塔婆が並べられています。

救世大観音の麓から見た山の景色

救世大観音の麓から見た山の景色

救世大観音の麓から見た山の景色

救世大観音の麓から見た山の景色

救世大観音から見た周囲の風景です。反対側に小さく建物が写っていますが、あれも鳥居観音の敷地内に建っています。この写真からも分かるように鳥居観音は広大な敷地なのです。

願い成就の輪木り飛ばし

願い成就の輪木り飛ばし

こちらは「願い成就の輪木り飛ばし」です。輪ぎりにしたスギやヒノキの裏に願いを書き入れて、この見晴台から白雲郷の彼方へ力いっぱい飛ばすと、観音様のご利益が得られるというスポットです。

大慈悲の心を持つ観音様が人々の苦しみや悩みを取り除いてくれるといわれており、願いを込めて投げた輪切りが山へ還る頃にその願いが成就するといわれています。

輪ぎりの販売について

  • 【販売価格】1枚300円
  • 【販売場所①】山頂救世大観音(土日祝の拝観日のみ)
  • 【販売場所②】本堂脇の鳥居観音寺務所(庫裡)


地球儀の上に立つ観音像「平和観音・地球愛護平和観音」

鳥居観音には救世大観音の他にも、目を引く観音様があります。

地球の上に立つ観音像「地球愛護平和観音」

地球の上に立つ観音像「地球愛護平和観音」

それがこちらの「地球愛護平和観音」です。開山35周年(昭和50年)に建立され、直径5mの地球儀の上に観音様が立っている平和観音。

B級の匂いがするこの場所は見晴らし台にもなっていて、地球儀の真下まで登ることができます。

はうやし
はうやし
この地球儀を見ると某テーマパークのエントランスを思い出しちゃうなあ

なお、平和観音までは車は入れないため徒歩で行く必要があります。車の方は、玄奘三蔵塔にある駐車場から歩いて向かいましょう。



【交通アクセス】鳥居観音への行き方

電車・バスを利用した鳥居観音までの行き方をご紹介いたします。
(最寄駅からのバスについての最新情報は国際興業バスの公式サイトでご確認ください。)

西武池袋線飯能駅から「国際興業バス」を利用して約50分。
1.「飯能駅北口バス停」から「連慶橋バス停」まで乗車。
2.「連慶橋バス停」から徒歩で約6分。

  • 【名称】白雲山 鳥居観音
  • 【住所】埼玉県飯能市上名栗3198(地図で見る
  • 【開放時間】9時00分から16時00分まで
  • 【車道について】12月中旬~3月中旬は路面凍結により車両通行止め(徒歩はOK)
  • 【駐車場】無料駐車場あり
  • 【公式サイト】白雲山 鳥居観音
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