廃墟&DEEP一覧

乙女の湖と呼ばれる「鎌北湖」の廃墟、バブル時代を象徴するホテルと円形旅館(埼玉県入間郡毛呂山町)

埼玉県入間郡毛呂山町にある農業用貯水池「鎌北湖」。 別名「乙女の湖」とも呼ばれ、春夏秋冬その季節の美しい風景が見られます。 鎌北湖という名前は以前から何度も聞いたことがあったのですが、自宅からほど近い場所にあるものの今まで一度も訪れたことがありませんでした。 今回、鎌北湖の近くまで来たので、初めて寄ってみることにしました。 鎌北湖 鎌北湖の外周を周ってみます。 こちらの鎌北湖では、期間限定でアヒルさんボートの貸し出し営業も行われています。 湖の端っこ。 ダム好きならこういうところも気になっちゃいますよね。 溢れた水がこの場所から流れ出す。 ダムで例えるなら非常用放流設備のクレストゲートってところでしょうか。 もう少し外周を進んでみます。 鎌北湖にある駐車場を越えると、少し開けた場所に出ました。 「奥武蔵自然歩道」 ここに書かれた地図を見ると、この遊歩道は日和田山・巾着田・天覧山方面まで繋がっているそうで、全長約11キロのコースのようです。いつか歩いてみようかな...。 この看板が建っている後ろに、何やら建物が建っていました。 ホテル「鎌北湖レイクビューホステル」 鎌北湖の入り口から湖の外周を時計回りに歩いていくと「鎌北湖レイクビューホステル」という建物が建っていました。 数年前までは営業していたようですが、今は営業している面影はありません。 公式サイトを見てみると、平成27年までは営業していたようです。 鎌北湖レイクビュー 公共の温泉宿 埼玉県 毛呂山町 ただ、階段の電気は点灯していたので、電気は通っているみたい。 天然温泉が楽しめたようです。 星のオブジェに電球のオーナメント、まさにバブル時代を象徴するようなデザイン。素晴らしい!点灯している様子を見てみたかった。 多分、客室。 多分、こっちは宴会場。 (鎌北湖レイクビューホステル公式サイトより) こちらで振舞われていた名物料理は「いのぶた」だったそうです。湖を眺めながらの食事は最高だったことでしょう。 廃墟・円形旅館「山水荘」 鎌北湖レイクビューホステルから更に進むと、心霊スポットで有名だという旅館の廃墟があります。 鎌北湖の駐車場からその姿がよく見えるのですが、湖に浮かんだ旅館とも言えるロケーションです。 現在残っている建物は離れの一部で、当時は左隣に円形型の素敵な客間が建っていましたが、2011年に不審火により焼失してしまいました。 近くに建っていた何か。 私の中では、鎌北湖と言ったら、この廃墟旅館というイメージがあります。今回、鎌北湖には初めて行ったのですが、天候も相まって、いいロケーションで廃墟を眺めることができました。 【交通アクセス】鎌北湖の行き方 電車・バスを利用した鎌北湖までの行き方をご紹介いたします。 (最寄駅からのバスについての最新情報は毛呂山町もろバスの公式サイトでご確認ください。) JR八高線毛呂駅から「毛呂山町もろバス」で約15分。 1.「毛呂駅」から「毛呂駅教育センターバス停」まで徒歩で移動(約200メートル)。 2.「毛呂駅教育センターバス停」から「鎌北湖」まで乗車。 ※バスの運行日は、月~金曜日と、第一・第三土曜日(祝日を除く) 施設情報 【 名称 】鎌北湖 【 住所 】埼玉県入間郡毛呂山町大字宿谷356-7(地図で見る) 【 駐車場 】無料駐車場あり 【公式サイト】鎌北湖 - 毛呂山町公式サイト

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埼玉の台湾!コスプレイヤーの聖地「聖天宮」に行ってみたら凄かった!(埼玉県鶴ヶ島市)

埼玉県の鶴ヶ島市に『異国の風景が見られる場所がある』ということを教えてもらったので行ってまいりました。 五千頭の龍が昇る「聖天宮」 自宅から車を走らせること約30分、目的地のある埼玉県鶴ヶ島市に入りました。 鶴ヶ島なんて比較的近所な上に出かける時に度々通るけど異国の風景なんて知らない。 一体どんなスゴイ風景が待っているのだろうか。 食品工場や印刷工場のある地帯を抜け、田園風景が広がりはじめた頃、それは突然に姿を現しました。 周囲を畑に囲まれる中、ポツンと異国情緒あふれる寺院が建っています。 さっそく駐車場に車を停めて近づいてみました。 駐車場から見ただけでもいい意味でヤバさを感じます。 天門 \デデ~ン/ なんだこれは! 立派だし、黄色くて神々しいし、龍がたくさんいるし...「なんかスゴイ」という感想しか出てこないくらい凄い。 この建物の正体は「聖天宮」といって、中国・台湾の伝統宗教「道教」のお宮です。 ここに来るまで聖天宮を “せいてんぐう” だと思っていたが、正しくは “せいてんきゅう” と読むそうです。 聖天宮は、昭和56年から平成7年まで約15年の歳月を経て建てられ、現存する道教のお宮で国内最大級のものです。 それでは早速、内部に入ってみましょう。 受付で拝観料(大人500円)を支払います。 以前は300円だったそうですが改定されたようです。 ちなみに、拝観時間は10時から16時までとなっています。 拝観券とパンフレットをゲット。 前殿 やっぱり凄い。思わずローアングルでも撮影してしまいました。 出入口には石を彫って作られた獅子が2体いました。参拝者に取り付く邪気を追い払ってくれるのだそう。 とにかく装飾品がすごい 今までの写真でもお分かりいだたけると思いますが、装飾品の数や彩など様々な面ですごいです。 どこを見ても龍が目に入るし、屋根の装飾品は細かく小さいものがずらっと並んでいます。 望遠レンズで拡大したから見えたもので、肉眼だと小さくてはっきり見えません。それでも一つ一つが丁寧に作られているから驚きです。 さて、前殿の内部に入ってみます。 壁にはご利益がありそうな絵が描かれています。 天井を見上げると、これまたビッシリと装飾品が並んでいました。 装飾品の多さに、思わず龍の目玉も飛び出てしまっていました。 前殿では道教式のおみくじを引くことができます。100円で誰でもチャレンジすることが可能。 日本のものとは違い、おみくじを引く前にやらなくてはいけない工程があり、それをやりとげることでおめくじを初めて引くことができます。 聖天宮に訪れた際にはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 本殿 さて、前殿を抜けると、メインの本殿が姿を現します。 青空の下、ずっしりと構える本殿。 彫刻の龍がお出迎え。 本殿の内部にも巧妙な装飾が施されていました。 前殿の出入口にあった獅子の小さいバージョンがありました。 前殿のものもそうなのですが、この獅子、口の中に石の玉が入っていて指で触ると玉を転がすことができるんです。 この獅子は1つの石の塊を彫って作ったもの。後から口の中に玉を入れるなんてことはできません。すごい技術です。 鐘楼と鼓楼 前殿の隣には、天門から見て右側に鐘楼、左側に鼓楼があります。どちらも内部に入ることができるので登ってみました。 鐘楼に登る階段下に飾られていたもの。 階段を使い鐘楼に登ってきました。 上を見ると立派な鐘がぶら下がっています。 陽鐘といって、3時に12回、自動制御で鐘を叩くそうです。鐘の下には「音は響くのでお気をつけください」と注意書きがありました。 鐘楼に対して鼓楼には、鐘の変わりに大きな太鼓がぶら下がっていました。こちらも、3時に12回、自動制御で太鼓を叩くそうです。 鼓楼の建物はというと構造自体は鐘楼と同じでした。 台湾に旅行に来たような感覚で、田園風景の中に建っているということを忘れさせるくらい、今回夢中になって写真を撮っていました。 私自身こういった宗教施設には疎くなんの知識もありませんでしたが、充分に楽しむことができました。 機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。 コスプレ撮影について さて、こちらの聖天宮は実際の宗教施設にもかかわらず、個人のコスプレ撮影のロケ地として利用OKという、滅多にない心広いお宮さんです。 実際、取材に訪れた当日にコスプレ撮影を楽しんでいる方々がいらっしゃいました。(当記事の最初の方でご紹介した写真の背景にチラっと写りこんでいます。) そんなコスプレ撮影ができる聖天宮についての詳細を簡単にまとめましたのでご紹介いたします。 コスプレ料金について 一般入場とは異なり、コスプレ撮影用の利用料金が設定されています。 平日/休日:1人2,500円(コスプレイヤー・カメラマン同額) 施設利用料、更衣室利用料が含まれています。 利用条件について 1グループ2名以上での事前申し込みが必要。 1日2グループまで予約が可能。 (2グループあわせて、カメラマンを含み10名が上限) 撮影会、もしくは撮影会のようなメンバー構成は禁止。 グループ内の構成は、カメラマンに対してコスプレイヤーの人数が上回ることが条件。 コスプレイヤー2人に対してカメラマンは1人、コスプレイヤー5人に対してカメラマンは2人、など。 予約について 聖天宮をコスプレのロケ地として使用する場合は、事前に予約をする必要があります。 公式サイトに記載されているメールアドレス宛てにメールを送信しましょう。 送信内容のテンプレート例) 第1希望:○月○日 第2希望:○月○日 第3希望:○月○日 代表者名: 連絡先電話番号: 参加人数:合計○名(コスプレイヤー○名、カメラマン○名) 注意事項 毎月、状況によってコスプレ利用規約等の見直しを行っているようです。 持込の道具のサイズ制限、露出に関しての制限なども設けられています。 詳細については公式サイトを確認し、マナーを守って楽しみましょう! コスプレ撮影 - 聖天宮 【交通アクセス】聖天宮の行き方 電車・バスを利用した聖天宮までの行き方をご紹介いたします。 (最寄駅からのバスについての最新情報は東武バスの公式サイトでご確認ください。) 東武東上線若葉駅から「東武バス」を利用して約4分。 もしくは、東武東上線川越駅から「東武バス」を利用して約40分。 1.「戸宮交差点前バス停」まで乗車。 2.「戸宮交差点前バス停」から徒歩で約6分。 参拝情報 【 名称 】聖天宮(せいてんきゅう) 【 住所 】埼玉県坂戸市塚越51-1(地図で見る) 【拝観料金】大人500円、中学生250円、小学生以下無料 (割引料金)JAF、HIS、タイムズ会員など会員証提示で50円割引 【拝観時間】10時00分から16時00分まで(年中無休) 【駐車場】無料駐車場あり(120台) 【公式サイト】五千頭の龍が昇る聖天宮 | 公式ホームページ

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東京都奥多摩「鳩ノ巣渓谷」に佇む旅館の廃墟、紅葉で雰囲気抜群!

東京都の奥多摩にある「鳩ノ巣渓谷」。 JR青梅線の鳩ノ巣駅からも近く、周囲にはキャンプ場やハイキングコースがいくつもあり、秋になると綺麗な紅葉も見られる観光地です。 そんな鳩ノ巣渓谷の一部分に廃業した旅館の廃墟群が残っています。 鳩ノ巣渓谷 旅館廃墟 駅から徒歩5分、その廃墟はすぐに姿を現しました。 鳩和荘 苔の生えた旅館と黄色やオレンジ色に染まる紅葉のコラボレーション。 素敵な雰囲気を作り出していました。 ワクワクしながら旅館のわき道を下っていくと... なんか凄いところに出ました! 曇り空とも相まって廃墟感マシマシです。 エアコンの室外機が設置されている位置も素晴らしく。 もし室外機がこの場所になかったら少し物足りない感じになっていたことでしょう。 「あ~、いい!いいぞ!」 建物の奥に見える紅葉もイイ。 建物の横にあった階段を降りてみると、なんと「滝」がありました! 先ほどの室外機のある旅館が見えます。 廃墟と廃墟の間から流れる滝。 廃墟探索中に廃墟と滝のコラボレーションが見られるとは思ってもみませんでした。 一心亭 この建物は先ほどとは別の旅館です。 一応、休業中という扱いのようです。食堂や宴会場として営業していた建物です。 食堂の隣、赤い橋の奥に本館がありました。 川のせせらぎと紅葉も見られ、客間からの眺めは最高だったのではないでしょうか。 実はこちらの「一心亭」は移転という形で、少し離れた場所で手打ち蕎麦を提供しています。そこへ行けば当時の味が今でも楽しめるかもしれません。 手打ち蕎麦「一心亭」 鳩ノ巣渓谷 鳩ノ巣渓谷と言うからにすぐ近くに渓谷があります。 迫力ある渓谷、色づく紅葉、居心地の良い場所でありました。 ハイキングコースを上流に向けて進んでいくと白丸ダムに到着します。こちらのダムの上からは激しく流れている渓谷の様子を見ることができます。 鳩ノ巣渓谷に行かれる方で時間に余裕のある方は、ぜひ白丸ダムにも行ってみて下さい。土曜日・日曜日ならダムの内部も見学することができますよ。 動画で見る、鳩ノ巣渓谷の廃旅館 探索当日の様子を動画で撮影しました。 写真だけでは分からない現地の様子を映像でお楽しみください。 YouTubeチャンネル:廃墟・レトロ・珍スポット探索 / はうやし報告記〔仮〕

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関東最大級!インスタ映えする神秘の洞窟、東京都奥多摩「日原鍾乳洞」

東京都の奥多摩には関東最大級の洞窟が存在します。 東京都の天然記念物に指定されており、“日本観光鍾乳洞協会”が定める鍾乳洞のうちの1つ「日原鍾乳洞」です。 日本観光鍾乳洞協会 日原地区については以前、奥多摩工業のトロッコ関係のものをご紹介いたしましたが、今回は日原の一番奥にある鍾乳洞についてご紹介いたします。 関東最大級「日原鍾乳洞」 日原鍾乳洞は日原のメイン観光スポットです。洞窟内の温度は年間を通じて約11℃に保たれており、夏場は涼しくて冬場は暖かい鍾乳洞となっています。 JR青梅線の奥多摩駅から車で約20分、都道204号線「日原街道」の終点に行き着くと同時に日原鍾乳洞の入口に到着します。 駐車場に車を停めて、いざ出撃! 日原鍾乳洞へ潜入する まずは、チケット売り場で入場料をお支払い。大人は700円です。 (写真は退場後に撮影しています) 事前にこちらに掲載されている割引券・クーポン券を印刷して持っていくと1枚につき5名まで、入場料が100円引きになります。行くならお得に行きましょう。 こちらが鍾乳洞の入口です。さっそく中へ入ってみます。 日原鍾乳洞は総延長が1270mと長く、高低差も134mある巨大な洞窟です。巨大ダンジョンの様な造りになっているので入口で忘れずにマップを貰いましょう。 入口から暫くは平坦な道が続きます。 所々に石や岩の名前が書かれた看板が設置されています。 こちらは香炉岩。 香炉岩という名前から洞窟内を歩いていると何やら甘い匂いが漂ってきました。 「匂いのする岩とは面白い岩だ」と思っていると、同行者の一人であるハシケン氏(@hashimoto_maki)の口がモグモグと動いているではありませんか。 そう、甘い匂いの正体は彼が食べていた“グミ”の匂いだったのです。 「岩の匂いじゃなかった!」 これにはさすがに笑ってしまいました。 インスタ映え、日原鍾乳洞のメインスポット そんな茶番がありつつ洞窟内を進んでいくと、地下へ繋がる階段が見えてきました。 そして、その階段を降りてみると...。 これぞインスタ映え。 洞窟内がライトアップされた日原鍾乳洞のメインスポットに到着しました。 一定時間ごとに洞窟内がカラフルなカラーにライトアップ。 神秘的な空間が目の前に広がっています。 ここで写真を撮ればインスタ映えすること間違いないでしょう。 こんな素敵な場所、RPGゲームならこの辺りでクエストが発生するはず。 ちょっと階段を上ってみましょう。 お、クエスト発生か!? 長い階段を上った先には「縁結び観音」がありました。 ちなみにこの場所には「死出の山」という名前が付けられています。 今回は平日の午後に訪れたため空いていました。休日は混雑するそうなので、時間帯によってはこの場所で人が写っていない写真を撮るのは難しいかもしれません。 冒険家気分が味わえる日原鍾乳洞の新洞 今までご紹介した洞窟の他に、同じ洞窟内に昭和37年に新たに発見された洞窟があります。   こちらの洞窟は先ほどの洞窟に比べ高低差が激しく、階段の上り下りがキツくなっています。気をつけないと頭をぶつけそうな狭い場所もあるため、冒険家気分を味わいたい大人向けスポットです。 こちらに掲載した階段はまだ序の口です。三脚を立てて写真を撮る余裕がないような場所もたくさんありました。 旧洞とはまた違った臨場感や楽しさがあふれる新洞もオススメです。 インスタ映えしたい方も、冒険家になりたい方も、ぜひ日原鍾乳洞へ足を運んでみてはいかがでしょうか。これからの暑い夏にも涼しい鍾乳洞がオススメです。 交通アクセス 名 称:日原鍾乳洞 住 所:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052(地図で見る) 営業時間: 4月~11月:8時00分~17時00分 12月~3月:8時30分~16時30分 ※年末年始は休業 入場料金:大人700円、中学生500円、小学生400円 ※こちらの割引クーポン券を利用すると100円引き(要印刷) 駐車場: 平日:無料 土日祝日・ゴールデンウィーク・8月(混雑時等交通整理員配置時):3時間500円 公式サイト:日原鍾乳洞公式サイト

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有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇

埼玉県秩父市にある浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第8弾。 このシリーズも今回が最終章となります。 前回の有坂集落の探索から約1年、最後の廃集落に訪れました。 今回のシリーズで唯一、秩父市ではなく飯能市にある廃集落です。 埼玉県飯能市 白岩集落 有坂集落へアタックする秩父市側の県道73号線から登山道を進むと、 飯能市側の県道73号線に繋がる少し手前で今回の目的地である「白岩集落」に到着します。 今回訪れる白岩集落は、上白岩地区と下白岩地区の2つに分かれています。 当時は上白岩地区・下白岩地区あわせて約30軒ほどの住宅が集まっていたそうですが、廃集落となった現在はどのくらいの住宅跡が残っているのか訪ねてみました。 JFEミネラル武蔵野鉱業所「武蔵白岩鉱山」跡地 白岩集落に車で訪問する場合は飯能市側からアクセスします。 飯能市側の県道73号線の行き止まりまで進むと、何やら大きな遺跡のような跡地が姿を現しました。 ここは2015年3月末まで、JFEミネラル武蔵野鉱業所「武蔵白岩鉱山」がありました。 石灰を採掘していた工場で、ナローゲージのトロッコが走っていたことで一部で有名な鉱山でした。 ⇒ 武蔵野鉱業所「武蔵白岩鉱山の閉山について」[PDF] 現在は工場のほとんどの建物が解体・撤去されていますが、その跡地が遺跡のようで、今回の目的地ではないもののワクワク感が漂ってきます。 さて、白岩集落に行くには登山道を登っていくのですが、その入口に「白岩集落跡」についての説明が書かれた看板が設置されています。 これを読むと、白岩という地名はその名の通り「白い岩・石灰岩が周囲にあるため」に名づけられたそうです。また、時代の変化とともに昭和60年以降、廃集落になったとも書かれています。 登山道を少し進むと、鉱山でトロッコが走っていた名残を見ることができました。 「あの線路の先はどうなっているのだろう」 ワクワクしちゃいます。 白岩集落 下白岩集落(第一ポイント) 登山道を登り始めて10分弱、白岩集落の第一ポイントである下白岩集落に到着しました。 到着して一番最初に目に飛び込んできたのがこちらの廃屋です。 手前の小屋の正体は不明ですが、浴槽があるのが見えます。 さすがにお風呂ではないと思いますが...。 開いてる窓から部屋の中を拝見。 家具などの生活用品はそのまま残っていました。 ところどころ真新しい缶ジュースの空き缶が転がっていましたが、ハイカーや探訪者が残していった物でしょう。ゴミはちゃんと持って帰りましょう。 玄関にはすぐ手前に2階へ上がる階段がありました。 昔の家はどこも簡易的な階段が多い印象で、特に降りるときの階段が大変そうに思えます。 天井に吊るされたモンペがどこか懐かしさを感じさせます。 おじいちゃんの家に行くと、よく同じような感じで洗濯物がかかってました。 日本赤十字社 社員。 家の前には苔に覆われたスニーカーが落ちていました。 お隣の2軒目です。 植物に侵食された形跡があり、廊下や室内も荒れ果てていました。 玄関の横にお風呂場があります。 昔の家は雨の日でも一度外に出ないと風呂場に行くことができない物件が多く、さぞかし大変だったことでしょう。 白岩集落 上白岩集落(第二ポイント) 続いて白岩集落の第二ポイントである上白岩集落へ向います。 下白岩集落からさらに登山道を進むこと約10分、開けた場所に出ました。 ここが上白岩集落です。 この場所には廃屋が4軒残っていました。 到着してまず目についたのがこちらの消火栓。 レトロなデザインと土台についた苔が非常にマッチしていて目を引きました。 4件のうち1件はご覧の通り既に倒壊していて内部を見ることはできません。 事前の情報でこの辺りに「しらとり」というお土産屋さんが存在していたそうなのですが、辺りを見ても見つけることはできませんでした。もしかしたら、この倒壊していた建物が「しらとり」だったのでしょうか。残念です。 その倒壊した建物の隣にあったこちらの住宅。 土砂が家の中まで入り込んできて酷い有様になっていました。 別の角度から。よく倒壊せずに残っていたものです。 こんなのが突然流れてきたらたまったもんじゃありません。 外にあった物置小屋。 大黒様と恵比寿様がいらっしゃいました。 家の前にはラジコンカーも。 庭には古びたブランコがありました。 このブランコ、白岩集落ではちょっぴり有名人。 有名な “車のおもちゃ” を発見、名前はスモールバード 続いての物件を見てみましょう。 比較的しっかりと残っていそうなお宅です。 奥のほうが少し崩れていましたが近づいてみます。 お、あれは...! あの丸いフォルムは間違いない。 ついに出会えた! 僕はキミの存在を知ったときからずっと会いたかったのだ。 この白岩集落一番の目玉と言ってもいいほど ネット検索すると必ず出てくるこの車のおもちゃ。 数年越しの出会い。 これが見れただけで僕はもう大満足! このおもちゃの車を見るためだけに白岩集落に訪れるという方もいるくらい、ネット上の廃墟マニアの間では有名になっているほどの代物です。 私はこの車を見ながら、この場所でしばらく余韻に浸っておりました。 ちなみに、この玩具の名前は「スモールバード」というペダルカーで、1960年代に株式会社モーリから発売されたブリキの玩具です。 さて、部屋の中も覗いてみます。 建物の外側はしっかりしているように見えましたが、案の定部屋の中は荒れ放題。 スモールバードの他に、これといった残留物は見つかりませんでした。 壁の奥に見える石垣、この廃屋の裏手には登山道が続いています。 何も知らずに歩いていて、突然廃集落が現れたらビックリしそうですね。 建物の裏側はボロボロでした。 野生の鹿「ニホンジカ」に遭遇 さて、今回の探索中に上白岩地区で野生の鹿に遭遇しました。 以前訪れた冠岩集落など廃集落探索では鹿の糞を見かけたことがありましたが、実際に野生の鹿と遭遇したことは無く、今回が初めての遭遇となりました。 遭遇時、鹿さんはお食事中だったようでこちらの気配に気が付いたものの慌てて逃げる様子はなく、お食事を続けていたのでその様子を何度か撮影することができました。 探索用の広角レンズから急いで望遠レンズに付け替えて、鹿さんのお食事タイムの撮影タイム。 今まで飯能市内や秩父市内を車で移動中に鹿と遭遇したことも何度かありましたが撮影できた機会は無く、今回比較的近い距離で初めて撮影することができました。思わぬ収穫をGET。 探索中に鹿などの野生動物と遭遇した場合は充分に注意してください。刺激を与えると威嚇のため攻撃をしてくることがあります。 映像で見る白岩集落探索 今回の探索の様子を映像でご紹介いたします。 鹿さんの食事風景も見られます。あわせてご覧いただけると嬉しいです。 下白岩地区の映像 上白岩地区の映像 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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バンジー系アトラクションのある遊園地の廃墟へ行ってみた、お客さんが入らず“廃-Land”に。

某所にある廃墟となった遊園地に行ってみました。 バンジー系のアトラクションが魅力ある遊園地でした。 廃墟、バンジー系アトラクションのある遊園地 閉園したのは2015年8月末。 閉園してからまだ数年しか経っていません。 こちらがメインゲート。 レンガ造りの看板が一番に目に飛び込んできます。 今は「Hi-Land」ならぬ「廃-Land」となってしまいました。 入園者数が減り、お客さんが“入らんど”という結果になってしまったのでしょう。 遊の字もどこか寂しげ。 チケット売り場にやってきました。 さあ、チケットを買いましょう。 チケット料金。 ありふれた無難な料金設定。 3種バンジー 縦、横、逆 勢揃い! バンジーが好きな人にとっては魅力ある遊園地だったのではないでしょうか。 もぎり所。 おばちゃんにチケットを渡して、さぁ入園だ。 遊園地に来たらまずは催し物をチェック! 今日のイベントは何かな~。 入口に併設されているお土産コーナー。 少しだけ商品がそのまま置いてありました。 窓際には何ともレトロな、ブリキのおもちゃが置いてありました。 アトラクションで遊び疲れたら園内の休憩場所でちょっぴり休憩。 お腹が空いたからお昼ご飯でも食べようか。 デザートにソフトクリームも食べたいなぁ。 屋根看板がいい味出してました。 ソフトクリームのイラストが書かれているのがポイント高いですね。 入口から見た園内の様子。 この場所から見た感じ、アトラクションの数はそれほど多くなさそうです。 バンジーの受付。 うおおおおおおぉぉぉおぉぉ。 鉄骨!むき出し!!カッコイイ!!! 廃墟と聞いただけで、より一層カッコイイと感じるのは何故だろう。 魔法の言葉、廃墟。 素晴らしい。 (訪問日:2016年6月)

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地図から抹消“毒ガス島”と呼ばれる広島県「大久野島」へ潜伏、今はウサギの楽園だった…!

やってきました、瀬戸内海。 今回は船旅です。 大三島フェリーに乗船する なぜ、船に乗船するのか。 そう、離島に行くから。 愛媛県今治市にある盛港からフェリーに乗船。 フェリーになんて乗ったのは何年ぶりだろう。 高校の修学旅行で乗ったとき以来だろうか。 そんなことを考えていると、あっという間に目的地が見えてきた。 瀬戸内海国立公園 大久野島 今回の目的地は瀬戸内海に浮かぶ大久野島です。 この大久野島は広島県竹原市に位置しており、かつて毒ガスを製造していた島で、いわゆる戦争遺跡という名の廃墟が多く残っている島です。 戦争のために毒ガスを製造している島、いわば敵に決して知られてはいけない島。そんな理由で島全体が地図から消されていたという歴史があり、どんな物々しい雰囲気のある島なのだろう。 なんてことを思っていたのが、フェリーを降りた瞬間にどこかへ吹き飛んでいきました。 野生のウサギと戯れる 兎! ウサギ!! うさぎ!!! あたりを見渡すと、野生のウサギがたくさんいるではありませんか。 かつて“毒ガス島”と呼ばれた大久野島の現在は“ウサギ島”となっていました。 大久野島は観光スポットとなっていて、この島に訪れる人の多くが野生のうさぎと触れ合うために訪れています。最近では、海外でも話題に取り上げられ外国人観光客も多いのだとか。 ウサギとふれあいつつ、本題の廃墟を巡りに行きます。 毒ガス島の廃墟群 大体の人がフェリーを降りたら左側(南側)へ歩いていくのですが、その流れに逆らうように右側(北側)へ。歩くこと数分、何やら見えてきました。 トンネルの奥にチラッと見える廃墟。 トンネル自体も素晴らしくたまらない。 ワクワクしちゃうこの感じ。好き。 このフォントもイイネ。 そして、トンネルを抜けると...。 ででーん。 立派なコンクリート製の廃墟が現れました。 毒ガスを作るために必要な電力を発電していた発電場跡。 当時は大型のディーゼル発電機が全8機稼動していたそうです。 また、後期には風船爆弾の風船部分の一部製造も行っていたそうです。 枯れたツタの絡み方が素晴らしい。 かろうじて残っている扉の開き具合もまた素晴らしい。 壁面に書かれていたMAGはマガジンの略。 発電場についての看板。 ここは環境省が管理しているようです。 ちなみに ここにもウサギがいました。 散策中に見つけた貯水タンクのようなもの。 ツタがビッシリですごい。 こちらは砲台跡。 当時はこの場所に八門の砲台がありました。 現在は四門の砲台跡が残っており、写真はその内の2つ。 境界標がありました。 左側には陸軍と書かれています。右側は判別できません。 こちらは火薬庫跡。 立派なレンガ造りです。 屋根は残っていませんが、万が一火薬が爆発したときに屋根だけが吹き飛ぶよう簡単に設計されていたそうです。 当時、実際に爆発していたら現在と同じような状態になっていたという訳です。 ここでご紹介した以外にも、まだまだ大久野島には跡地がたくさんありました。 現実とファンシーが入り混じる、 毒ガス島でもあり、ウサギ島でもある、大久野島。 廃墟と癒しを求めて、あなたも船旅、どうですか。 (訪問日:2014年10月) 交通アクセス 名 称:大久野島 住 所:広島県竹原市忠海町(地図で見る) 最寄港:忠海港 または 盛港 駐車場:港にあり(島の内陸部は乗り入れ禁止) その他:忠海~大久野島~大三島を結ぶ大三島フェリーに乗船

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校舎が1つ解体された飯能市立北川小学校(明治7年開校/平成5年廃校)

以前こちらの記事「飯能市立南川小学校(明治7年開校/平成5年廃校)へ訪問」でご紹介した廃校の飯能市立南川小学校。 この南川小学校から少し離れた場所に飯能市立北川小学校という、これまた廃校となった小学校が存在します。 この2つの小学校は平成5年吾野小学校に統合され廃校となりました。 当記事の写真は全て2015年12月に撮影したものです。 写真をあまり撮影していなかったため今まで記事にしておりませんでしたが、この度、校舎の一部が解体されたという情報を知ったため解体前の様子を残すべく記事にしました。 旧・飯能市立北川小学校(山の迎賓館) 西武秩父線の西吾野駅から歩いて35分ほど、旧北川小学校(山の迎賓館)に到着します。 住宅街を抜けると「旧北川小学校 山の迎賓館」と書かれた看板が見えてきました。 さっそく入ってみましょう。 入口にロープが引いてありますが、車両進入防止のもなので入っても大丈夫です。 校内にある3つの建物は、右から明治校舎、大正校舎、公衆トイレです。 いちばん右の明治校舎ですが、老朽化に伴い2016年後半から2017年3月までに解体されてしまいました。 明治校舎の脇にあった石碑類。 廃校後、敷地内には自由に使える公衆トイレが新設されました。 明治37年に建設された明治校舎。 こちらの校舎は地域のコミュニティなどで現在も使われているため、室内は綺麗な状態になっていました。調理場が設けてありイベント等でも使用しているため、明治校舎に関しては今後も保存していく方針だそう。 今は無き解体されてしまった明治校舎。 ここには音楽室、理科室、裁縫室がありました。 校舎裏に山があるのですが、私が訪れたときには猿が数匹戯れており、人の気配に気づいたらしく山の奥に逃げていきました。 校庭の隅にあったラクダと思われる創作物。 旧北川小学校は、映画やミュージックビデオのロケ地としても使用されることがあり、たまにTVなどで見かけることがあります。 平屋の1階建て校舎で、ロケーションもヨシ。 南川小学校と一緒に訪問してはいかがでしょうか。 (訪問日:2015年12月) 交通アクセス 名 称:旧・飯能市立北川小学校 住 所:埼玉県飯能市北川620(地図で見る) 最寄駅:西武秩父線 西吾野駅 駐車場:ありません その他:校庭のみ出入り自由、校舎内には入れません

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“寝ている大仏”や“貧乏神追放”神社がある昭和レトロな草木ドライブイン

国道122号線、群馬県と栃木県の県境から比較的近い場所に位置する草木ドライブイン。 昭和レトロな佇まいをしているこのドライブインには少し変わったB級スポットがあります。 草木ドライブイン 感じてくださいこの雰囲気、たまらないでしょ。 店内にはレトロな売店や食堂、ゲームコーナーがありました。 県境にあることから周辺施設の案内や割引券なども置いてありました。 近くの観光地に訪れる際はちょっと立ち寄ってみるとお得になるかもしれません。 草木ドライブインの周りには「草木ダム・草木湖」があり、その一部を駐車場から望むことができます。 貧乏神追放神社・招福神社 そんな駐車場の片隅に「貧乏神追放神社」と書かれた幟と共に建物がありました。 『大声で「貧乏神・疫病神出て行け」“御神木を三回叩いて、三回蹴飛ばすと”悲鳴を上げて退散!』という看板とともに、中央の御神木が抉られています。 こちらで貧乏神・疫病神を追い出した後は、ドライブインの前に鎮座している七福神様に祈願するといいようです。 こちらがその七福神様。 後ろに自販機が並んでいてとてもシュールです。 さて、今までご紹介した「貧乏神追放神社」は偶然見つけたもので、 実は今回それとは別の目的で立ち寄りました。 それでは、今回この場所に来たメインをご紹介します。 寝釈迦大仏 それは草木ドライブインの裏手にありました。 人目につかず建物の裏手にひっそり。 でーん。 ね、寝ている...! 見てください、このイイ寝顔。 青空の下で気持ち良さそうに寝ているじゃないですか。 実はこの寝釈迦大仏はレプリカで、この場所から直線距離で約6キロ離れた二子山という場所に、江戸時代ぐらいに作られた御本尊があります。 御本尊には行っておりませんが、私はどちらかというとこのレプリカの方が好きです。 本物がどの様な姿なのかを画像検索してみたのですが...。 (Google画像検索結果を見る) この寝釈迦が乗っている土台部分、遠めで見たら分からなかったのですが“亀”がいました。長寿亀だそうです。釈迦と亀、どういう関係性があるのでしょうか。 すぐそばには弘法大師像も立っています。 草木ドライブイン。 近くを通りかかった際には、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。 (訪問日:2017年10月) 交通アクセス 名 称:草木ドライブイン 住 所:群馬県みどり市東町草木75(地図で見る) 最寄駅:わたらせ渓谷鉄道 神戸駅 営業時間: 平 日 9:00~17:00 土休日 8:30~17:00 コンビニは8:00~19:00 定休日:年中無休(12月26日~1月1日は休業) 駐車場:200台 公式サイト:http://www.kusakidrivein.com/

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廃墟のようなB級スポット、ヘビ研究所&動物園「ジャパンスネークセンター」へ訪問

知る人ぞ知る、群馬県のB級スポット「ジャパンスネークセンター」に行ってきました。 ジャパンスネークセンターは隣接する「日本蛇族学術研究所」が運営している国内で唯一存在するヘビの動物園で、一般的な“マムシ”から、一般人の違法所持で警察に押収されて行き着いた“猛毒ヘビ”までを幅広く飼育されているとてもDEEPなスポットです。 また、園内には立入禁止の廃墟と化した洞窟内に謎の恐竜のオブジェがあることで有名なほか、現存する施設の佇まいも廃墟化していることから廃墟マニアの間でも時折話題となっている施設です。 ジャパンスネークセンター 施設南側にある駐車場に向うと、赤い門がお出迎え。 これでもかというくらいにヘビを推しています。 右に書いてある「三日月村」というのはジャパンスネークセンターに隣接する、日光江戸村的な観光スポットです。入口だけのぞいて見ましたが、これまたB級スポット感満載でした。 ジャパンスネークセンターの入口は、北側と南側に1箇所ずつあります。 今回は駐車場のある南側から入場しました。 この看板を見てすぐに感じ取れるB級スポットの匂い、たまりません。 北側の入口はこんな感じ。 壁にかけられた旅行代理店の看板がいい感じにレトロ感を出しています。 「まむし スッポン料理」の看板もまたいいですね。 さりげなく門に埋め込まれていた銘板。 入場料は大人1000円です。 入園料がお得になる割引券・クーポン券 突然ですが、ここでおトクな割引情報です。 高速道路の“ETCカード”や“JAFの会員カード”など、窓口で掲示されている対象カードを提示すると、1人200円(2割)の割引になります。各種カードを持っている方はお忘れなく。 対象カードを持っていない方は、公式サイトに100円(1割)引きの割引券があるので、予め印刷していくかダウンロードしておきましょう。 詳しくは公式サイトのリンクを貼っておきますので、各自でご確認ください。 http://snake-center.com/access/ 園内に入ってしばらく歩いていると、スネークセンターのメインオブジェでしょうか。 赤い目をした白ヘビ君がお出迎え。 近づいてみると口の中にお賽銭。 なにかご利益はあるのかな。 園内にはヘビ料理が楽しめるお食事処があります。 日曜・祝日限定で、ヘビの唐揚げからコース料理まで楽しめるようです。 まず最初に行ってみたのが資料館。 蛇の生態や標本が展示されている施設です。 入口にホーロー看板の付いたレトロなベンチが2つ。 「明治ゴールド牛乳」「明治スカット」 オークション等でグッズが取引されているレアな年代物です。 ヘビの標本と、ヘビのレプリカ。 写真は一部で、室内にずらっと並べられています。 アナコンダの骨格標本。長いです。 ホルマリンの中からこんにちは。 御手洗もレトロです。 入ることはできませんが、資料館に併設された何かがありました。 お土産でも売っていたのでしょうか。 続いて、採毒室へ行ってみます。 蛇毒研究室。 なにか毒々しい。 室内の見学スペースには、施設で生まれた子ヘビが展示されていました。 また、時間により、ヘビと触れ合えるイベントが開催されていました。 担当のお兄さんがヘビについて色々と解説しながら、来場者にヘビと触れ合いさせていました。 写真はヘビではなくイグアナ。 ヘビとのふれあいより、イグアナとのふれあいの方が人気なんだとか。 こちらは毒蛇温室。 色々な種類の毒蛇が展示・飼育されています。 ただ、ほとんどのヘビが不動状態で動いているところが見られず...残念。 続いて熱帯蛇類温室。 ここにはどんな蛇がいるのでしょうか。 あの毒ヘビ事件の世界最強の毒ヘビ せかいでいちばんつよい 「ブラックマンバ」 世界一の毒ヘビとはどんなにごっついヘビなんだ! とか思いましたが 想像に反してなんて可愛らしいヘビなんだ。 さて、色々見てきましたが、ここで、訳のわからない展示物をご紹介いたします。 なぜ、こんなものが。 熱帯蛇類温室の2階部分にありました。 ? ?? ??? あれ? いつから「ジャパン“ジュラシック”センター」になったのかな? 謎...。 こちらに併設されている研究所では、ヘビに噛まれた時に使用する血清を製造しており、海外にも輸出をしているそうです。国内で唯一ヤマカガシというヘビの血清も製造されているそうですが、研究所の経営はスネークセンターの入場料が主な財源のため、なかなか厳しいそうです。 さて、冒頭でお話した、廃墟と化した洞窟も見てきました。 園内の隅のほうで見つけた怪しい通路。 この雰囲気は間違いなくこの先に洞窟があるはず。 でも、ここから先は立入禁止。 別の場所で洞窟の入口を発見。 「これが噂の洞窟か...」 と思うも先には行けず、この位置から見ただけで終了。 数年前にネットで見かけて気にはなっていた場所、とりあえず入口だけですが見れただけでも満足...ということにしておきます。 ここまでいくつか掲載していますが、 園内のいたるところにヘビのイラストが書かれた案内看板がいくつも立っています。 矢印もヘビみたいにニョロニョロしているし、好きですよ、こういうの。 園内南側には蛇をモチーフにした白蛇観音様もありました。 夕日に照らされて神々しい表情をしていました。 毒ヘビから、園内の佇まいから、廃洞窟から、謎の展示物から、観音様まで、一度にたくさんのB級スポットが楽しめてしまう「ジャパンスネークセンター」はいかがだったでしょうか。 B級スポットが好きな方、廃墟が好きな方、変わった場所が好きな方、一度訪れてみてはいかがでしょうか。 交通アクセス 名 称:ジャパンスネークセンター 住 所:群馬県太田市藪塚町3318(地図で見る) 最寄駅:東武桐生線 薮塚駅 営業時間: 3月~10月 9:00~17:00 11月~2月 9:00~16:30 ※定休日は毎週金曜日(夏休み等は除く) 駐車場:有料駐車場あり 公式サイト:http://snake-center.com/

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電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第7弾です。 このシリーズもいよいよ終盤となりました。 以前ご紹介した茶平集落ですが、この茶平集落のさらに奥には登山道が続いています。 倒木を掻き分けながら登山道をしばらく進んでいくと、今回の目的地「有坂集落」に到着します。 埼玉県秩父市「有坂集落」 山の上の、少し開けた場所に1軒だけの廃屋が姿を現しました。 これまでも色々見てきた、昔ながらの木造建築のお宅です。 近づいてみると...。 玄関の扉に、なにやら多くの請求書が挟まっていました。 よく見ると、電気料金の請求書のよう。 この日、この場所にたどり着くまで相当の体力を消耗しました。 料金請求のため、毎月険しい道を何度も行き来した電気会社の方も相当苦労されていたのではないでしょうか。電気料金を払ってもらおうとしたその苦労は残念ながら報われなかったようです。 そんな玄関の横に、例のやつがありました。 玄関からは室内の様子が伺えました。 床が抜け、荒れ果てた室内には動物の糞のようなものも転がっていました。 壁や窓ガラスの一部が壊れ、木片が散らかる室内。 仕事で使っていたと思われる道具もいくつか発見しました。 こちらは台所。 フライパンや流し台の一部が残っていました。 台所脇から見た外の景色。 山の上で大自然に囲まれ、心地よい風が吹き抜けていました。 この集落に建っていた家はこの1軒のみでした。 元々1軒だけだったのか、それとも1軒だけになってしまったのか詳細は分かりませんが、当時住んでいた方の近所付き合いというものはあったのでしょうか。 山の中に隠れるように建っていたこの家はどこか寂しげに見えました。当時住んでいた方は、周りに家が無く寂しくはなかったのでしょうか。それとも、この様な環境がお好きだったのでしょうか。または、仕事柄仕方なく...といった感じだったのでしょうか。 この集落も、また、当時の様子が気になる集落でした。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第6弾です。 浦山ダムが建設される以前に「寄国土集落」という集落がありました。 しかし、現在は浦山ダムの底に沈んでしまい見ることはできません。 浦山ダムの南側に獅子舞をモチーフにした「寄国土トンネル(ゆすくどトンネル)」というトンネルがあります。そのトンネルの近くに集落の跡地が存在するのですが、そこが今回の目的地です。 埼玉県秩父市「寄国土集落」 ネットで調べた限り、この集落の情報はほぼ無く詳細は分かりませんが、この集落を寄国土集落の一部だと仮定してご紹介いたします。 寄国土トンネルの北側。 トンネル全体を使って獅子舞の口に吸い込まれていくようなデザインになっています。 寄国土トンネルの南側。 こちらのデザインは獅子舞の姿を壁面に描いたデザインになっています。 北側のトンネル脇に階段があります。この階段を上ったところに廃屋が数件建っているのですが、その手前の開けたスペースに炬燵と冷蔵庫の残骸が置いてありました。 山に入ること数分、1軒目の廃屋が現れました。 比較的小さな物件のようです。 物が色々と散乱していてよく分かりませんでしたが、水道があったので台所として使っていたものと思われます。ヘルメットがありますが、これを被って林業をしていたのでしょうか。 屋根が崩れていました。 隣は畳の部屋でした。居間として使っていたものと思われます。 窓際には焼酎のボトルと、レトロな柄のコップが置いてありました。 暗闇の窓際、どこかお洒落な感じをかもし出していました。 2つの建物を引きで見るとこんな感じ。 近くには流し台の残骸がありました。 何かの骨も落ちていました。 続いて2軒目。 木と木の間をぬって建てたような場所に佇んでいました。 割れたガラスの隙間から失礼すると、どうやらそのまま倉庫として使われているようでした。 冷蔵庫や洗濯機がそのまま残っているのが確認できました。 こちらの物件は最近建てたような感じに綺麗な外観でした。 電気メーターが回っていたので何かの作業小屋として使われているのでしょう。 この集落から見える浦山ダム。 このダムの底には正真正銘の寄国土集落が眠っています。ネットで検索しても当時の様子を撮影した写真はあまり見つけることができませんでした。 過去の情報も、現在の様子も確認できないもどかしさ。この集落に住んでいた人たちがどのような生活をしていたのか、興味を持っている今日この頃です。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第5弾です。 今回は「冠岩集落(かむりいわ集落)」に訪れました。 埼玉県秩父市「冠岩集落」 秩父側から県道73号線を車で進んでいくと 林道「広河原逆川線」と分岐するあたりで車両通行止めとなります。 左に行くと県道73号線、右に行くと林道「広河原逆川線」。 通行止めとなる場所には「上名栗への車両通行不可」という看板も設置されており、この上名栗方面に進むと、今回の目的地である「冠岩集落」があります。 この場所から歩いて15分程度、ハイキングコースを登っていきます。 道中、熊と思われる動物が剥いだであろう、こんな木を数本見つけながら歩いていくと、今回の目的地に到着しました。 木々に囲まれた木造住宅。 遠めから見ると、まだ人が住んでいるかのような雰囲気。 近づいてみると、廃屋でした。 でも廃屋とは思えないくらいきれいな状態でした。 軒先にある電球の笠が外れて、ちょっぴりマヌケな姿に。 母屋の横にあった物置兼トイレ。 湯船や洗濯機が置いてありました。 湧き水?水道? 以前はホースから水が出ていたそうですが、訪れたときは水は出ていませんでした。 この場所でお米を研いでいたのでしょうか。 こんな釜で炊くお米を久しく食べていませんが、なんだか食べたくなってきました。 2軒目のお宅。 先ほどのお宅とは違い、少々荒れた状態。 囲炉裏の灰が飛散したのか床が真っ白。 いたるところに動物(鹿?)の糞が転がっていました。 建物の横に周りました。 こちらの部屋は台所だったのでしょうか、冷蔵庫と食器が散乱しています。 1軒目との位置関係はこんな感じ。 続いて母屋の横にあるトイレ。 今までの集落でもそうでしたが、トイレが外にある家が多いですね。 おや、怪しい目がこちらを見ています。 探索中に見つけた怪しげなペットボトル。 諸行無常と書かれた裏には何やら別の文章がずらっと書いてありました。 廃集落となってから枝打ちが行われなくなったのでしょうか。 枝が伸び放題の状態の場所がありました。このような状態ははじめて見ました。 こんなお花も咲いていました。かわいい。 3軒目は完全に屋根が落ち、倒壊していました。 すぐ横には土に埋もれたホンダのカブ。 撮影しているとオレンジ色の木漏れ日が差し込んできて、言葉にはできないけれど素敵だなと感じる1枚が撮れました。 調べてみたところ、1958年(昭和33年)頃に製造されたスーパーカブC100という車種のようです。 この場所から見下ろすと2軒目の家が建っています。 この集落では母屋を3軒確認することができました。そこまで大きい集落ではなかったようです。写真でご紹介したように3軒ともすぐ近くに建っており、もしかしたら一族で暮らしていたのでしょうか。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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急斜面に建ち並ぶ廃屋群、埼玉県秩父市「山掴集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第4弾です。 今回は「山掴集落」に訪れました。 その名の通り、“山を掴んだ”ような場所にある集落ということで「山掴集落」という名前が付けられたといいます。 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落・嶽集落」と「十二社神社」でご紹介した岳集落(嶽集落)と同様、 プレイステーション2のゲームソフト「SIREN」に登場する『羽生蛇村(はにゅうだむら)』のモデルにもなったと言われている廃集落の一つでもあります。 埼玉県秩父市「山掴集落」 山掴トンネルから歩いて10分程度の山中に比較的広範囲にわたって家が建っています。 最初に見えてきたのがこちらの物件。 所々食器が散乱しており、土壁がポロポロと剥がれかかっている状態です。 母屋とトイレの高低差。 急斜面に建っているのが一目瞭然です。 家の中には机が置いてありました。 続いて2軒目。 昔ながらの木造建築というよりかは、比較的新し目の物件。 母屋の向かいにあるこちら。 中には薪風呂がありました。 隣の部屋にはトマトの冷蔵庫。 そして外にはイチゴ。 冷蔵庫の前にはジュースの瓶がケースごと置いてありましたが、中身の入っている未開封の瓶が数本熟成されています。 外から見た感じ母屋にはコレといって特に無く。 黒電話を保留するときに使うオルゴールが置いてあったくらいでしょうか。 3軒目。 押入れの中から誰かがこちらを見ています。 部屋の片隅にはお人形。 そして骨。 隣の部屋にはダルマと鞠が転がっていました。 味のある赤いテレビを発見。 懐かしさを感じさせる素敵な空間です。 窓越しに見る緑ある景色。 魔法使いが出てくるアニメで誰もが一度は見たことのある様な“木のお化け”みたいな木。 我々が来るのを拒んでいるのでしょうか!? そんなこと思っていると「生首」を発見。 マネキンがあると大抵の場合先客によって悪戯されていますね。(やめてください!) 4件目~。 この場所は今までの3軒とは少し離れた場所にあるのですが見ごたえ抜群でした。 青々とした苔に包まれる姿は、なぜ、美しいのでしょうか。 後ろのタイルから察するにお風呂場だったのでしょう。 裸になった電球が風に噴かれてゆっくりと揺られていました。 この集落一番の見所でした。 横に連なる廃屋郡。4~5軒が並んでいます。 上の写真に写っていたトロフィーの一番上。 なんの競技だったのでしょうか。文字も消えていたので、謎解きヒントはこれだけ。 焼き物でできた何かの顔。 ご利益がありそうな顔をしてらっしゃいます。 このお宅の住人は車がお好きだったようです。 途中、こんな感じで崩れていました。 壁の無くなったキッチン。 「今日のお夕飯は葉っぱのお味噌汁よ~」 ドアノブ。 勉強部屋を発見。 深夜にラジオを聴きながらテスト勉強を頑張っていたのでしょうか。 置いてあるダルマに目が書かれているので、無事に高校合格?大学合格できたのかな。 水に濡れて剥がれるドア。 中をのぞくとキッチンでした。ドアはお勝手口だったようです。 流し台のポットがレトロでいいですね。 向かい側には小屋がありました。 何の部屋なのかはよくわかりません。 この集落にはちょっとした広場みたいなところがありました。 そこには大型の廃バイクが止まっていました。 きっとあの家に住んでいた、車好きな方のバイクでしょう。 また、すぐそばにはボロボロの自転車が立てかけてありました。 現在はそんな面影はありませんが、この場所に自転車やバイクがあるということは、私達がここにたどり着くまでに通ってきた道は、当時はもっと広く、歩きやすい道だったことでしょう。 ここまでいくつかの集落を巡ってきて、山奥にある物件を尋ねるとき、その物件に人がいなくなってからどのくらいの時間が経過したのか、道を歩いているだけで時の流れを感じるようになりました。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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まもなく解体工事が始まる「入間グリーンロッジ」に再訪、当時の備品や写真も公開

以前の記事で取り上げた埼玉県入間市にある「国民宿舎 入間グリーンロッジ」ですが、解体予算が計上され、今年度(2017年度)中に解体工事が行われ更地になることが今年の1月頃に決定しました。 2002年3月31日に閉業してから15年の間、建物を解体する予算が無く長らく放置されていたグリーンロッジですが、2017年6月頃から解体工事が始まる予定となっています。 グリーンロッジ解体について|入間市公式ホームページ - 入間市役所 http://www.city.iruma.saitama.jp/shisetsu/shisetsu_info/1006935.html 以前も撮影を行いましたが、見納めということで最後にもう一度現地の様子を見ておきたいと思い、再び訪問してきましたのでご紹介いたします。 グリーンロッジへ続く坂道の入口にある看板と公衆電話。 前回訪れた時は見逃してしまっていましたが、なんともいい雰囲気を感じ取れました。 見えました、西洋のお城の様な佇まい。 でも、これでも室内は和室なんです。 建物の入口までやってきました。 まだ工事は始まっていないみたいで一安心。 遠くから見ても近くから見ても、緑に包まれるこの景色が見られなくなると思うととても残念です。 入間グリーンロッジは入間市民のシンボル的な建造物として親しまれていましたが、解体が決定し、その姿を見ることができなくなってしまうことから「さよならグリーンロッジ」として、開業当時の様子を撮影した写真や実際に使われていた備品の展示会が入間市役所にて開催されました。 短期間の開催ではありましたが、この機会を逃すまいと見学に行ってきました。 以下、展示の様子をご紹介します。 当時の様子を見られることは滅多にないので、このような機会を設けていただいたことに役所の方々に感謝です。 最後に、入間グリーンロッジが開業した当時の「入間市広報」を閲覧できることが判明したので以下にリンクを掲載しておきます。 市報いるま No.166 昭和46年6月1日発行 「国民宿舎入間グリーンロッジ 7月1日オープン 1泊2食付で1,500円」 http://www2.city.iruma.saitama.jp/koho/iruma/166.pdf (探索日:2017年6月)

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「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第3弾。 今回は「栗山集落」に訪れました。 埼玉県秩父市「栗山集落」 道路からすぐの場所にある、こちらの集落。 車で訪れるならアクセス良好の物件です。 外にかかっている温度計を発見。 今日の気温は何度かな? 草の中に埋もれる洗濯機。 よく見るとトヨタ製の洗濯機でした。 トヨタが洗濯機を作っていたことがあったとは驚きました。 玄関から失礼。 すぐ目の前には台所がありました。 家電も食器もそのまま残っています。 木造家屋の立派なお宅。 こういう雰囲気、大好きです。 神社のお札。 外に放置されたブラウン管テレビ。 デザインからして相当昔のテレビなのでしょう。 住宅前に置かれた自転車。 室内には足踏みミシン(台のみ)がありました。 反対側に周って玄関から。 これぞ昭和のリビング、といった具合に家具が配置されていました。 郷土館などの展示で配置されているような感じですね。 玄関の片隅に置かれていた鍵。 サビ具合とクモの巣が時間の経過を物語っています。 こちらにも立派なお宅を発見。 家の廊下から見えているのはミシン台。 こちらは台だけではなくミシンも残っていました。 いい感じに錆びていた洗濯機。 洗濯機の足元には「アサヒ靴」と書かれたホーロー看板。 ビール瓶と招き猫が置かれたリビング。 このプレート、前回訪れた茶平集落でも見かけました。 こちらの廃屋は一部が崩落しかけています。 よい町は私の小さな奉仕から。 こちらは玄関に何か置いてありますね。 「2000年、シドニーがやってくる。」 シドニーオリンピックのチラシでした。 あれから17年、時が経つのは早いものですね...。 こちらの栗山集落は立派な物件が多く残っています。 続いての物件も立派なもの。 手前の廃屋は支柱が支えきれなくなったのか、倒壊して崖下に落ちていました。 この廃屋の横もすぐ崖になっていて、よく見ると玄関が浮いています。 崩れてしまうのも時間の問題でしょうか。 玄関から。 こちらも残留品が多く残っています。 女性が彫られた何か。 「開局記念 秩父テレビ中継局」と書かれた温度計。 探索当日は小雨がぱらつく天気で肌寒く感じました。 正確なのかは分かりませんが温度計は 15℃ を示しています。 こちらは荒れていました。 動物の糞が落ちていたので、動物の住処にでもなっているようです。 苔の生えた三輪車を発見。 これは、あれですか。 ここから喋ると別の出口の前にいる人と会話ができるあれですか。 見てください、この開放的なボットントイレ。 サッポロビールの瓶。 栗山集落にはいろいろな瓶が転がっていました。 家のそばにあった祠。 栗山集落を最後まで見守っていたことでしょう。 栗山集落はこんな山の中にひっそりと佇んでいます。 どこからともなく聞こえてくる動物の鳴き声。 秩父廃集落の探索に来ると毎回必ず猿を見かけます。 訪れる方はご注意を。 (探訪日:2017年) あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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東京都奥多摩町日原、崖下に現る奥多摩工業の廃トロッコ

東京都西多摩郡奥多摩町、日原街道の日原トンネル西側出口に掛かる「登竜橋」。 この橋の下に以前使われていたトロッコの残骸と廃線跡が残っています。 以前ご紹介した奥多摩工業の無人トロッコとはまた別のトロッコで、同じ奥多摩工業ではありますが機関車による牽引型のトロッコです。 何故この場所にトロッコが放置されたままなのか不明ですが、以前から気になっていましたので行ってみることにしました。 登竜橋を渡りきったところにちょっとしたスペースがあり、橋の下に降りられる階段があります。 その階段を降りた先に今回の目的のトロッコが見えてきます。 階段を少し降りた場所から階段の降り口を見上げます。 秋や冬であれば、行く手を遮る雑草などはあまりありませんが、これからの時期は緑が生い茂り階段を降りるのが難しくなるようです。 トロッコ関連の残骸。 階段の脇にあるのですが斜面上にあるため近くまではいけませんでした。 廃トロッコを発見。 実はこのトロッコは階段を降りる前から見える位置にあります。 線路も残っています。 この先に橋があったのでしょうか。 この黄色いものはそれ関係のものなのか、わかりませんでした。 ふと、足元を見るとネジが散乱していました。 線路に刻まれた文字。 製造年を探してみましたが見つかりませんでした。 斜面に埋もれているのはトロッコの台車でしょうか。 車輪が黄色く塗られています。 さらに斜面を下るとそこにもトロッコがありました。 紛れも無くトロッコの台車です。 斜面を下ったところから見上げたところ、複数のトロッコが埋まっており、荷台も大きいことから間近で見ると結構な迫力がありました。 この様な廃トロッコを見るとワクワクしてくるのは何故でしょう。 埋もれている台車を見ていたところ車輪に<I>のようなロゴが刻印されているのを発見。 そして、近くのトロッコには銘板が貼られているのも発見しました。 先ほどのマークはどうやら岩崎レール工業株式会社のロゴマークのようです。 「製造昭和38年2月、製造番号13932、形式容量2 M3」と書かれています。 さて、先ほど「橋があったのではないか」と書いた場所ですが、その延長線上にトンネルがありました。 岩場に掘られたトンネル。 奥多摩工業の名前で立入禁止の看板があります。 中をのぞいて見たところ、線路はずっと奥まで続いており、現在は線路の上に足場を作って歩けるようになっていました。また、何やら機械が動作していてゴゴゴォという音が響き渡っていたので、現在でも何らかの作業に使用しているようです。 最後に階段を降りている途中に見つけたものを。 相当の月日が経っているであろうバイクのヘルメットが岩場に置かれていました。 (探索日:2017年3月)

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石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」

埼玉県秩父市の浦山地区に多数ある集落跡地。 浦山ダムの周りには人のいなくなった集落跡地、いわゆる廃集落が8箇所程度存在しています。山の中に位置するため高齢化に伴う過疎化から、住民たちは山を降り、その結果廃集落となった場所がほとんどのようです。 県道73号線を走行していると、獅子舞の口に吸い込まれるような迫力あるデザインの寄国土トンネルが姿をあらわします。 この寄国土トンネルは浦山ダムの建設に伴い、迂回路として建設されたトンネルです。寄国土というのは、浦山ダムの底にはダムの建設によって水没した集落が存在し、その集落の名前にもなっています。 また、ここ浦山地区は「獅子の里」と言われ、浦山大日堂(昌安寺)の縁日に獅子舞が舞われています。そのため近辺の集落では獅子舞のイラストやオブジェクトなどを目にする機会があります。 そんな寄国土トンネルを抜けると、すぐ左側に林道茶平線の起点があり、ここから坂道を登っていくと今回の目的地である「茶平集落」に到着します。 埼玉県秩父市「茶平集落」 緑色の苔が生えた石。 立派な石垣の上に佇む廃屋が姿をあらわしました。 石垣は青々とした苔で包まれています。時が止まった空間に入り込んだと思った瞬間です。 いろいろ探索してみます。 冷蔵庫と三ツ矢サイダーのケースに入ったビン。 家の中はご覧の通り、荒れておりました。  縁側に放り出された雑誌類。 足元にはオレンジジュースの空き缶が転がっていました。 飲み口がこのタイプの缶は今では見なくなりました。 色々な廃墟サイトで見かけたことのあった掃除機。 この掃除機を見つけたとき、有名人に出会えた、そんな感覚になりました。 色の褪せたダルマさん。 三輪車。 別の家も見てみましょう。 昔ながらの日本家屋といった佇まい。 ハンドル付き洗濯機がありました。 ハンドルを回して洗濯の終わった服を脱水するんですよね。 縁側に放り出されたタンス。 その引き出しには年賀状などの手紙類が残されたままになっていました。 最後にもう一軒。 玄関に貼られた会員マーク。 昔の家にはこの類のプレートやシールが貼ってあるのをよく見かけます。 錆びて傾く郵便受け。 廣貫堂の薬箱。 年代モノ発見です。 廣貫堂の薬箱は色々な種類があるそうで、アンティークとしてコレクションしている方が多いのだとか。調べてみたところ写真の薬箱は“昭和30年代”頃に作られたもののようです。 さらに、この家には面白いものがありました。 それは、なんと...。 壱万円札。 が描かれた湯のみでした...! さすがに本物ではありません。 きっと誰かが立てて置いたのでしょう。 石けん類のボトルなどが散乱している縁側にポツンと立っている姿を見つけたときには笑ってしまいました。 集落跡を探索していると、当時の集落の様子やそこで生活していた方々の歴史が見えてくるだけではなく、時には懐かしさを感じるモノに出会えたり、面白さや驚きのあるユニークなモノを発見できたりと、新たな発見につながる場面に遭遇します。 “廃”的な美しさを見つけるだけでなく、そういった新たな発見ができるのも、集落跡を探索するまた一つの楽しみになっています。 (探索日:2017年) あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.4(遊園地エリア、観覧車ほか)

小さな観覧車の廃墟があることで有名な「化女沼レジャーランド」。 3つの記事で2月19日に開催された見学会の様子をご紹介をしてまいりましたが、今回の記事でラストとなります。 売却前最期の見学会では前回の見学会の時とはうって変わり天候にも恵まれ、まさに晴れやかな一日となりました。 青空に映える遊具たち。 この景色が見たかった!来て良かったと思えた瞬間。 メリーゴーランド。 目力のすごいお馬さんが奥からこちらを見ています。 どのお馬さんもお疲れのご様子。 キミは何人の子どもを背中に乗せてあげたのかな? アヒルちゃん。 中央の柱に書かれている絵。 妖精さんでしょうか。 屋根側面の飾り。 中央の飾り。 観覧車の前にあるトラバンド。 世の中には、これと同じ形のものが現役で動いているらしい。 乗ってみました。 何層にも塗り替えられた跡が分かります。 色あせ具外が素敵。 動画も撮影しました。 手で押すと動きます。 続いて、コーヒーカップ。 青空の下で見る最初で最期のコーヒーカップ。 腐食の激しさが月日の経過を物語っています。 青色が黄色に塗り替えられていたようです。 こちらのコーヒーカップからは、ピンク色がこんにちは。 テーブルを回したらクルっと動きました。 起動装置でしょうか。 チェーンとイスが無くなった空中ブランコ。 これだけだとなんだかよく分かりません。 ゴーカートにご注意。 ゴーカートは遊園地エリアの外周に造られたコースを走っており、来園者はゴーカードの往来に注意してエリア内外を行き来していたようです。 ストーランドはいわゆるアスレチック。 ススキに埋もれています。 佇む機関車。 FAIRYLAND PEGASAS さぁ、お待ち兼ねの観覧車です。 でーん。 ででーん。 でででーん! 青と赤のゴンドラ。 雨の日に見た雰囲気とはまた一味違った感じです。 ゴンドラ内。 「正」「止」「逆」 3つのボタンが単純で分かりやすい。 あのゴンドラの扉が開くことは二度とありません。 夢中になって撮影していると光線状態が変わり、観覧車の反対側に光が当たり始めました。 様々な視点から思う存分にシャッターを切ります。 そうこうしているうちに、見学会もまもなく終了の時間です。 次第に日が傾き始め、オレンジ色に染まる。 当時の様子は知らないけれど、見学会を通じてその歴史や景色がなんとなく見えた気がします。 閉園前も、閉園後も、多くの人たちを楽しませてくれた化女沼レジャーランド。 その想い出は一人ひとりの胸の中にそっと刻み込まれていることでしょう。 ありがとう、さようなら。 化女沼レジャーランドよ、永遠に...。 (探索日:2017年2月19日) P.S. 同見学会の開催後、3月18日と19日の2日間、「化女沼レジャーランド販売見学会」というものが行われたようです。

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.3(野外ステージ、飛行機遊具ほか)

自然と音楽と味・スポーツの楽園「化女沼レジャーランド」。 廃墟となった今でも多くの人の注目を集めています。 今回で最期となった見学会では、前回の訪問でじっくり見ることのできなかった施設を優先的に見学しました。 「バンガロー村・キャンプ場」 藪の中に埋もれていた、いくつもの小屋。 そのうちの1つが比較的藪も少なく近づけそうだったので中をのぞいてみました。 室内は6畳ほどの広さで、テーブルが1つありました。 ただ、特に面白そうなものは見当たりませんでした。 その他の小屋には近づけそうにありませんでしたので、中を見ることはできませんでした。 「野外ステージ」 園内にはキャラクターショーなどが行われた野外ステージがあります。 かつて「ゴダイゴ」のライブも行われたという野外ステージも、今では背丈の長い草が生い茂っています。 音響設備が置いてあったと思われるステージ横の小屋。 配線が少しだけ残っていました。 こちらは野外ステージ入口にあるチケット売り場的な小屋。 中には雑誌や農協の袋が散乱していました。 「飛行機遊具」 以前もご紹介したセスナを改造した遊具。 レジ、MK1035。 操縦席。 雨ざらしのため、操縦席は無残な姿に。 尾翼。 「売店・ゴルフ練習場受付」 「いらっしゃいませ」 達筆すぎます。 カウンターに料金表が置いてありました。 誰も履くことの無くなったゴルフシューズ。 荒れています。 色褪せたプロの方々のポスター。 カウンターの下にはカレンダーも貼ってあります。 ミニかもめの玉子 20個入 1450円 見学会もいよいよ終盤です。 さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.4 に続きます。 (探訪日:2017年2月19日)

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