多くの残留品が残る不思議な住宅廃墟群、神奈川県横須賀市「田浦住宅街」

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どうも、マニアックなモノが大好き “ はうやし(@hauyashi) ” です。

神奈川県横須賀市田浦の山の中に、現代的な住宅地の廃墟が存在します。

通称「田浦住宅街」。

田浦で廃墟と言えばココを思い浮かべる方も多いでしょう。

1997年からこの辺り一帯を再開発する「湘南田浦ニュータウン」計画がありました。
しかし、住人たちが立ち退いた後、その再開発の計画が何らかの理由により中止に。

現在も、住宅だけがそのまま残り、誰もいないゴーストタウンとなっています。

ゴーストタウン「田浦住宅街」

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田浦変電所近く、京急線と横須賀線が交差する辺りからハイキングコースを歩いていきます。

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急傾斜地崩壊危険区域。
廃墟群もこの区域に指定されています。

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少しあるくと廃屋が現れ、道が二股に分かれています。
ここが今回の目的地「田浦住宅街」です。

田浦住宅街_2016_04
ハイキングコース(梅林方面)にも廃墟、直進しても廃墟があります。

直進コース

まずは、直進コースから。

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直進して右側に現れる階段を登ると、(1)と書かれた廃屋があります。
この数字は解体番号だそうで、各所に書かれていました。

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ジョージアの缶コーヒー。
廃墟に行くと高確率で落ちているこのデザイン。

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アパートの廃墟もありました。

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蔦や藪が生い茂り行く手を阻んでいました。

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このあたりから廃屋が段々と姿を現しました。

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消火器が入っていた容器。
根元から引っこ抜かれています。

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22番の家。
廃墟に行くとよくありますよね、こういう落書き。

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一昔前の木造住宅の廃墟は見たことありますが、
このような現代的な住宅の廃墟はあまり見たことがありませんでした。

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こちらの家は壁がなくなっており、中が丸見え状態。
調理器具がそのまま残っているのが分かります。

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足元には食器も散乱しています。

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21番の家。
防犯連絡所なのに玄関がオープン状態なのはマズいですね。

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13番の家。
奥に井戸みたいなのが見えます。

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見たら殺してください。

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リヤカーのある家。
他の方が撮影した写真を見ると、この家にはファミコンがたくさん置きっぱなしになっているそう。

ハイキングコース

続いて、ハイキングコース方面の廃屋を見てみます。

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藪の中でひっそりと佇む廃屋。

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この家の住人が残していった本が散乱しています。

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廃墟らしいですね。

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本棚の上。

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近くにはイノシシノでしょうか、罠が仕掛けられていました。
どうやら深夜早朝になるとイノシシノ姿が目撃されるようです。

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こちらのお宅は見るも無残な姿に。
(暗いのでフラッシュ焚きました。)

残留物・二輪車

道中で見つけた二輪車たち。

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ボロボロになって横たわっていた自転車。

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茂みの中には子供用自転車もありました。

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蔦に絡まる2台の真っ赤なバイク。

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なぜ、引越し先に持っていかなかったのでしょうか。

今回この廃墟住宅地を歩いてみて疑問に感じたのが、家財道具などの残留品がたくさん残っているという点。

まるで、ここ一帯が神隠しにでもあったように思えました。

ネットでも多くの疑問が残っている田浦住宅街。

今後、この場所はどのようになっていくのでしょうか。

(探索日:2016年12月)

田浦住宅街 立入禁止の規制について(2018年2月追記)

2017年4月26日より、田浦町4丁目・田浦住宅街一帯に立入禁止の規制がかかりました。現在、この場所に立ち入ることはできなくなっていますのでご注意ください。

なお、2018年より住居の解体工事が行われ、現在手続き中の「(仮称)湘南田浦メガソーラー事業」の工事が始まるようです。

立入禁止区域の詳細については横須賀市の公式サイト田浦町4丁目地域内の市道の一部通行止めについてをご確認ください。

Googleマップ

住宅の廃墟群が見たいなら埼玉がオススメ

「田浦住宅街に行きたかった!」「住宅廃墟群が見たい!」「他の廃墟はどこにあるの?」という方に、オススメの住宅廃墟群をご紹介いたします。

ズバリ!オススメは「埼玉県秩父市」の廃集落群です。

神奈川県からは少し遠いですが、埼玉県秩父市には1日では周り切れない程の住宅群の廃墟、いわゆる廃集落が存在します。

埼玉県秩父市内にある「浦山ダム」の周辺には、あわせて8か所の廃集落が存在します。

  1. 岳集落・嶽集落
  2. 茶平集落
  3. 栗山集落
  4. 山掴集落
  5. 冠岩集落
  6. 寄国土集落
  7. 有坂集落
  8. 白岩集落

一軒だけ残っている廃集落から、十数軒の家全てが廃墟の集落まで様々で、当時の生活の面影を感じ取ることができます。

当サイトでは、埼玉県秩父市内にある全ての廃集落に訪れて、その様子を記事にまとめてご紹介しています。

岳集落・嶽集落

その中でも「岳集落・嶽集落」は、あの「PlayStation2」のホラーゲーム「SIREN(サイレン)」に出てくる「羽生蛇村(はにゅうだむら)」のモデルになった集落でもあり、曇りの日に訪れるとゲーム内の雰囲気と似た空間を楽しむことができます。

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント

茶平集落

青々とした苔が各所に広がっているのが印象的だった廃集落。

栗山集落

ほとんどの家で家具がそのまま残っていた廃集落。家屋の状態が良い。

山掴集落

この山掴集落も、プレイステーションのゲーム「SIREN」のモデルにもなったと言われている廃集落の一つです。集落全体が急斜面に建っているのでアクセスするのが疲れましたが、多くの住宅が残っていて見応え十分でした。

冠岩集落

3軒ほどの家屋が残る廃集落。朽ちたHONDAのスーパーカブ(原付バイク)が印象的でした。

寄国土集落

面白いデザインのトンネル脇にある廃集落。作業小屋に転用されたのか、室内には作業用の道具が散乱していました。

有坂集落

電気料金の請求書がたくさん溜まっている家が1軒だけ残っている廃集落。

白岩集落

今回ご紹介する中で唯一の埼玉県飯能市に位置する廃集落。探索中に野生の鹿と遭遇しました。廃集落の麓には石灰の採掘工場の跡地があり、トロッコの廃線跡が残っています。

番外:小倉沢集落(ニッチツ鉱山)

浦山ダムからは離れますが、秩父市内にあるもう一つの廃集落です。

ニッチツ鉱山や秩父鉱山などと呼ばれている有名な場所で、集落内には、学校・病院・社宅・集会場といった廃墟が連なっています。

鉱山自体は現役稼働中のため、敷地内の立ち入りは禁止されています。が、敷地外から見るのは可能で、それでも十分に楽しめる集落跡地です。

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この記事を書いた人

Nikon D800で写真を撮っています!
最近ではダムを巡ってダムカードを集めることにはまっています。

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