カメラやレンズなどの撮影機材を長期間使っていると白いカビのような汚れが付着することがあると思います。
こんな感じに…。

汚すぎて以前からこの白い汚れが気になっていました。
アルコールで拭いてみたことがあったのですが、アルコールが乾くと再び白い汚れが浮き出てきてしまい全く汚れが落ちない…!という状況から諦めていました。
しかし今回、そんな白い汚れを簡単に落とすことができる方法があるということを知りましたので、実際に試してみました。ご紹介いたします。
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ミューズ「どこでもウェットクロス」で簡単に白い汚れが落ちる
今回使用するのが『薬用せっけんミューズ~♪』のCMでお馴染みのミューズから発売されている「ミューズ どこでもウェットクロス」です。

近所の薬局で探してみましたが見当たらず、ホームセンター「カインズホーム」で販売されているのを見つけたので購入しました。
10枚パックが3個セットになったお徳用を398円で購入しました。
普段、100円ショップのウェットティッシュを使っている私からすると
- 398円÷30枚=13.2666666…
で、1枚当たり13円ちょっとする高級なウェットティッシュですが、これで今まで落ちなかったレンズの白い汚れが落ちるとすればこれはアリです。
実際に汚れが付着しているレンズを拭いてみた
という訳で、早速、実際にレンズの側面をミューズのウェットクロスで拭いてみました。
そんな結果がこちら。
汚れの落ち具合が分かりやすいように右半分だけ清掃。
汚れの落ち具合はいかがでしょうか。
見ただけですぐにその差がお分かりいただけると思います。
近寄ってみるとこんな感じです。
白い汚れが付着していて汚かったレンズが、新品のような輝き具合に戻りました。こんなに綺麗になるとは普通にビックリしました。
拭いたところが乾いても白い汚れが浮き出てくることもありません。

レンズ拭きに使用したウェットクロスには黒い汚れが付着していました。
一般的なウェットティッシュに比べてウェットクロスはしっかりとした繊維が厚めに使われているので、レンズを拭くときに強めに力を入れて擦っても破けることはありませんでした。
ただし、ゆっくりとレンズを拭いているとウェットクロスの水分が蒸発してしまうので、丁寧かつスピードアップで作業をした方がいいです。
新品のような輝きを取り戻したレンズ
撮影しながら作業したため若干細かい拭き残しがありますが、それでも見事に白い汚れを拭き取ることができました。清掃前と後ではその違いが一目瞭然です。

ウェットクロスで清掃する時のポイント
この白い汚れは主にゴムが使われている部分に付着するようで、皮脂などの汚れが原因のようです。
レンズ以外にも、バッグの肩掛けラバーや三脚の留め具などにもゴム製品が使用されています。そういった場所に付着している白い汚れもミューズのウェットクロスで清掃することができます。
注意:ウェットクロスでガラス面を拭かない!
製品説明欄に『鏡やガラスなどの透明なもの、布製品、漆・ニスなどの塗装品、革製品に使用すると成分が白く残ったり変色する場合がある』というような内容が記載されています。
ウェットクロスでレンズのガラス部分を拭くことは絶対にやめましょう。
ウェットクロスでレンズを拭くときは必ずレンズキャップを付けた状態で作業を行いましょう。
Amazonの商品レビューでも高評価を取得
こちらはAmazonのウェットクロス販売ページに掲載されている、ユーザーからの商品レビューです。
- 一眼レフカメラのグリップ部分のカビに効くと聞いて購入。
綺麗にとれました!
本当ならグリップ部分交換になるのかもしれませんが、これはありがたいです。- 白濁したカメラのゴム部分がキレイになると聞いて購入しました。レンズやコンデジが見事に再生しました。凄いです。
- 手や口などに使えるウェットティシュですが、カメラのレンズのラバー部の清掃に使っています。
レンズのラバー部分が白く汚れてきたらコレで拭くと汚れが落ちますよ!
等々。
やはりカメラ機材の清掃に使われている方のレビューがありました。
いずれの方も高評価を選択しています。
私が知るのが遅かっただけで、数年前からこの方法で清掃している方がたくさんいたようですね。
まとめ:レンズ清掃にミューズのウェットクロスは有能
レンズが綺麗になるだけで、まるで新品のレンズを購入したかのような気分に浸れて、写真を撮るときのテンションも全然違います。レンズを綺麗にして気持ちも晴れやかに。

お手持ちのカメラやレンズなど撮影機材が白く汚れていたら、ウェットクロスで清掃してみてはいかがでしょうか。