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全国唯一の平地“三県境”!群馬・栃木・埼玉が同時に交わる心温まるB級スポット

珍スポット・B級スポット
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どうも、はうやし(@hauyashi)です。

みんな大好き県境!

もし目の前に県境があったらどうやって越えますか?

もちろんジャンプして越えますよね?

はうやし
はうやし
僕なら県境で反復横跳びをしちゃうよ!

私たちが普段よく目にする県境は、2つの県が隣り合った場所を通ることが殆どだと思いますが、関東には一度に3つの県境を楽しむことができる「三県境」があります。

国内には数十カ所の三県境が存在しますが、そのほとんどが山の中です。登山道も無く、とても歩いていけるような場所にはありません。

しかし、今回ご紹介する三県境は国内で唯一平地に存在していて、歩いて行ける非常に珍しい三県境なのです。

そんな三県境があるのは群馬県板倉町・栃木県栃木市・埼玉県加須市。

歩いて3歩で制覇することのできる噂の「三県境」に行ってまいりました。



埼玉県・群馬県・栃木県が交わる三県境

三県境の案内看板

三県境の案内看板

こちらの三県境は地元でも観光資源にしようと考えているようで、ここ最近、三県境のために案内看板を立てたり遊歩道を整備したりと気合が入っているようです。

車も置けるよう駐車場も整備されている

車も置けるよう駐車場も整備されている

三県境の手前には駐車スペースも用意されています。三県境は少々入り組んだ場所にあり、国道からアクセスすると少し遠回りするような形になります。

駐車場はここ以外にも、現地から100メートルほど進んだ場所にある小さな公園が臨時駐車場として利用することができます。

Googleマップ上では「公衆トイレ」と表示されています。

田畑の真ん中に現れる三県境

田畑の真ん中に現れる真新しい遊歩道

田畑の真ん中に現れる真新しい遊歩道

いよいよ三県境のお目見えです。
田畑の真ん中に真新しい遊歩道が伸びており、その先に何やら色々なものが置かれているのが分かります。

遊歩道の上に立ち並ぶ丸太

遊歩道の上に立ち並ぶ丸太

なんだろう、丸太がたくさん置いてあるようだ。

遊歩道の上に立ち並ぶ丸太

遊歩道の上に立ち並ぶ丸太

綺麗な遊歩道の上に、取って付けたような丸太が無造作に置かれているB級感あふれる光景。立派にしたいのだろうけれども中途半端なこの感じ、嫌いじゃありません。

三県境界を流れる水路に関する案内

三県境界を流れる水路に関する案内

三県境界を境に流れる水路に関しての説明が書かれたお手製の案内。

三県境に関する案内看板

三県境に関する案内看板

三県境に関するお手製の看板もありました。

両看板に書かれている内容は

ここ群馬県板倉町、栃木県栃木市、埼玉県加須市の三県境は、全国で唯一といえる歩いて行ける平地に存在しています。

以前の渡良瀬川は現在の栃木市と板倉町の行政界を流れ、その一部の河道は曲がりくねっていて「海老瀬の七曲がり」と呼ばれ、洪水の際に幾度も破堤していました。そのため、明治43年から着手された渡良瀬川の改修工事のなかで、その河道を現在の渡良瀬川の河道に変える工事が行われ、大正7年に通水しました。これにより「海老瀬の七曲がり」と呼ばれた河道は廃川となりました。

また、現在の加須市と板倉町の行政界を流れ、渡良瀬川の「海老瀬の七曲がり」に合流していた谷田川も、渡良瀬川の改修工事と併せ一部河道を変えることとなりました。

これにより県境となっていた渡良瀬川の海老瀬七曲がりと谷田川の合流箇所は廃川となり、その後、渡良瀬遊水地の造成工事により発生した土砂で埋め立てられ、周辺は耕作地の整備が行われ、現在の平地にある「歩いて行ける三県境」となりました。

歩いて行ける!「三県境」 – 板倉町より引用)

というようなことが書かれています。看板の文字が読みにくいので群馬県板倉町の公式サイトに書かれている説明文を引用させていただきました。

看板が日に焼けて文字が薄れてしまっているところがまさにB級スポット。

お手製のスマホ用撮影台(縦置き)

お手製のスマホ用撮影台(縦置き)

お手製のスマホ用撮影台(横置き)

お手製のスマホ用撮影台(横置き)

さらに、1人で来ても記念写真が撮影できるようにと手作りのスマホ用撮影台も用意されていました。しかも縦置きと横置きの2つを用意している用意周到さ。素晴らしい。

三県境界、キャッチフレーズは“さんぽで三県!! 三県境”

埼玉・群馬・栃木の三県境界

埼玉・群馬・栃木の三県境界

こちらが今回のお目当て三県境!唯一平地にある三県境!すごい!

以前は観光用に足場も整備されていないところに県別の札が立っていただけでしたが、県境に人が立てるように砂利などが敷き詰められ綺麗に整備されていました。

綺麗に整備された三県境

綺麗に整備された三県境

埼玉、群馬、栃木が一度に楽しめます。

水路に立つ三県境界

水路に立つ三県境界

気になる県境は水路の中央に建っているこちらの境界標。
この上に立つことができれば、一度に3県を股に掛ける男・女になれる訳です。

水路に設置された三県境界標

水路に設置された三県境界標

三県境界標にはこの場所の位置情報が刻まれていました。

埼玉、栃木、群馬の境目は

  • 北緯36度12分27秒
  • 東経139度39分50秒

だそうです。

三県境界からの埼玉県

三県境界からの埼玉県

埼玉県加須市。

三県境界からの群馬県

三県境界からの群馬県

群馬県板倉町。

三県境界からの栃木県

三県境界からの栃木県

栃木県栃木市。

訪問の記念に「三県境界標記念スタンプ」設置

3歩で三県周回記念スタンプが入っている手作りの箱

3歩で三県周回記念スタンプが入っている手作りの箱

こちらの三県境ですが、無人であるにも関わらず来訪記念用のオリジナルスタンプが用意されています。

記念スタンプとスタンプ台紙

記念スタンプとスタンプ台紙

箱の扉を開けると中には記念スタンプと台紙が入っています。スタンプの絵柄は三県境界標がそのままデザインとして採用されていました。

徒歩で5分「道の駅きたかわべ」のご案内案版もあります

徒歩で5分「道の駅きたかわべ」のご案内案版もあります

埼玉県と群馬県と栃木県の三県境に行ってみたら、近所のオモシロおじさんが作ったかのような、手作り感あふれる看板や撮影台に温かみを感じることができました。

3つの県境に触れられるだけではなく心温まるB級スポット、近くを通りかかった際には訪れてみてはいかがでしょうか。



三県境を映像で楽しむ

私のYouTubeチャンネルにて、三県境の風景を映像でもお届けしております。



【交通アクセス】埼玉・群馬・栃木の三県境への行き方

電車を利用した三県境までの行き方
・東武日光線 柳生駅から徒歩で約10分

車を利用した三県境までの行き方
・館林ICから国道354号線を経由して約15分

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