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雪積もる冬の白沢峠に眠る「廃ダッチ(廃トラック、廃ボンネットトラック)」(山梨県甲州市)

廃車体・草ヒロ
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どうも、はうやし(@hauyashi)です。

山梨県にある白沢峠には、今から数十年前に乗り捨てられた「廃ダッチ(廃ボンネットトラック)」が眠っています。

元々は米軍で使っていたトラックですが、その後、自家用車として払い下げたのち白沢峠に長年放置されています。

アメリカの車、そしてレトロなボンネット式のデザインが相まってノスタルジーな雰囲気を醸し出す、そんな廃トラックを見るべく真冬の白沢峠へと登ってまいりました。

探索日:2020年2月


白沢峠へアクセスする・行き方

塩山一ノ瀬高橋地区から白沢峠を目指す

塩山一ノ瀬高橋地区から白沢峠を目指す

白沢峠へ続く道はいつくか存在しますが、今回は埼玉県にほど近い塩山一ノ瀬高橋方面より登山道を登っていきます。

別荘地を抜けて雪道を行く

別荘地を抜けて雪道を行く

国道411号線から山道に入っていくと、数週間前に降り積もった雪が解けずに残っていました。本来であれば、もう少し先まで車で乗り入れることができるのですが、少し手前から歩いて行くことにします。

最高の青空と道路わきを流れる清流

最高の青空と道路わきを流れる清流

登山道のすぐ横には清流があります。
この近辺は東京都の水源池となって非常に大切な場所になっています。

塩山一ノ瀬高橋地区側の車両進入禁止ゲート

塩山一ノ瀬高橋地区側の車両進入禁止ゲート

車を降りた場所から20分ほど歩くとゲートが見えてきました。

警告!一般車両進入禁止!歩行者は通れます

警告!一般車両進入禁止!歩行者は通れます

ここから先は「自動車」「バイク」「自転車」の乗り入れが禁止されています。
登山道に繋がっているため、徒歩での侵入は禁止されていませんので、このまま先に進みます。

目的の白沢峠まではこの場所から徒歩で約50分程度の道のりです。

雪に埋もれる丸太の橋

雪に埋もれる丸太の橋

ゲート通過から約10分程度進むと大きな4差路が現れます。
真正面にある小さな道をそのまま直進して、すぐ左側に小川を越える丸太の橋が架かっています。

この橋を渡って道なりに約40分ほど登山道を登ると白沢峠に到着します。

この橋に気づかずにそのまま進んでしまうと白沢峠とは全く別の方向に行ってしまうので注意してください。私たちは今回、この橋に気づかずそのまま40分ほど別の道をさ迷ってしまい大変な目に逢いました。

要注意!携帯電話は「圏外」事前に登山アプリをDLするべし!

麓の塩山一ノ瀬高橋地区付近から白沢峠までは携帯電話は圏外になっています。

現地でGoogleマップを確認しようとしてもインターネットには繋がりません。
予め登山経路をよく確認した上で、アタックすることを強くオススメします。

実際に現地へ行かれる場合には、事前に「YAMAP(ヤマップ)」などの登山アプリを準備していくと便利です。今回、事前にYAMAPをダウンロードしておいたため、途中でルート間違いに気が付きました。

※YAMAPの使い方は上記の公式サイトでご確認ください。YAMAPをダウンロードするだけでなく、アプリ内で該当場所の登山マップをダウンロードする必要があります。



辺り一面銀世界・白沢峠の廃ダッチに出会う

白沢峠の看板

白沢峠の看板

登山ルートを間違えて悲惨な目に逢いましたが、車を降りてから約2時間、目的地の白沢峠に到着しました。

白沢峠に到着すると同時に、目的の廃ダッチが姿を現しました。

白沢峠に到着と同時に目の前に広がる光景

白沢峠に到着と同時に目の前に広がる光景

切り開けた広場的な空間にポツンと現れる廃ダッチ。

ネット上では写真をほとんど見かけなかった、辺り一面の銀世界がとても新鮮です。

廃トラック(廃ダッチ)の荷台から生える木

廃トラック(廃ダッチ)の荷台から生える木

廃ダッチを見てまず最初に驚くのが、荷台から生えた立派な木です。
春頃になると綺麗な花が咲くそうです。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

足跡の付いた雪景色を写したくないので、遠目から廃ダッチを一周して段々と近づいてみます。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

現在の時刻は15時を少し過ぎた頃。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

ココにたどり着くまで、道を間違え無駄な時間を過ごしてしまったと感じていましたが、実際はそうではなかったのかもしれません。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

日が傾き始めてオレンジ色の木漏れ日が程よく差し込み、より一層ノスタルジックな世界を感じさせてくれています。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

何故この場所に放置されているのか。
そんなことを考えながら眺める風景がまた一段と面白いし楽しい。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

元々の塗装が何色だったのか分からないくらい朽ち果てている。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

フロントに付いているプロペラ、これはどんな役目を果たしていたのでしょうか。
渋くてカッコイイ、男心をくすぐる車です。

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・自家用車表記

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・自家用車表記

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・助手席からの運転席

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・助手席からの運転席

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・アメ車の証拠左ハンドル

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・アメ車の証拠左ハンドル

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・運転席の計器

白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)・運転席の計器

 

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

気温は1℃、多分そのくらい。

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

夢中になってシャッターを切っていると随分と日が傾いてきました。

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

山での長居は禁物です。
暗くなる前に下山します。

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

夕日に照らされてオレンジに染まる白沢峠の廃トラック(廃ダッチ)

 

今回雪が積もっていたことと、道を間違えてしまったことは想定外でしたが、逆に素敵な風景が見ることができて大満足でした。



動画で楽しむ白沢峠の廃ダッチ

私のYouTubeチャンネルにて、白沢峠・廃ダッチの風景を映像でもお届けしております。

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