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魚専用の道路「魚道」が見どころ、東京都奥多摩にある「白丸調整池/白丸ダム」の内部に潜入!

東京都の奥多摩地域には「奥多摩湖(小河内ダム)」という有名なダムがあるのをご存知の方が多いかと思いますが、実は奥多摩にはもう一つ別のダムがあるのはご存知でしょうか。 そのダムは青梅街道沿いに存在するのですが、ただ単に車で走っているだけでは気が付きにくい場所にあるため、この場所にダムがあることを知らない方が多いと思います。 大まかな場所は、JR青梅線の鳩ノ巣~白丸駅間で、両駅のほぼ中間地点にあります。青梅街道「花折トンネル」には入らず、トンネル手前の分岐を曲がると今回の目的地に到着します。 ダム展望台からの眺め。 白丸調整池/白丸ダム 白丸ダムは、4月~11月の土日祝(夏休み期間は平日を含め毎日)、10時から15時まで、内部の見学をすることができます。 白丸魚道の入口。ここから内部に潜入します。 入口にあるプレハブ小屋に係りの方がいて、ここでダムカードも配布されています。 建物内に入ると螺旋階段があるので、歩いて降りていきます。(エレベーターはありません。) 下に降りたら、螺旋階段を見上げます。この感じ最高です。 降りた先で「魚道」を見ることができます。 魚道というのはその名の通り魚が通る道のことで、ダムを建設したことによってできる高低差を和らげる目的で設置され、魚が下流から上流へ登れるように手助けをする役割があります。 魚が登りやすくする工夫も施されており、魚道の真ん中に休憩するための凹みが作られています。 魚道の長さは331.8メートル、高さは27メートルあります。 この場所で見学できるのはその一部分だけですが、魚道の仕組みや構造などを詳しく見学できました。 最後に少し階段を上って出口です。 ダムの展望台から見た景色。 川の左側に階段のようなものが見えますが、あれが魚道です。急勾配のため大きく迂回をして、この写真を撮影している場所の真下辺りまで魚道が続いています。 今回の白丸ダムはダムカードを貰う目的で訪問したのですが、内部に入ってみると、螺旋階段や内部の構造から工場のようなDEEPスポット的要素も感じられとても楽しむことができました。 交通アクセス 名 称:白丸調整池/白丸ダム<魚道> 住 所:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤(地図で見る) 最寄駅:JR青梅線 鳩ノ巣駅 または 白丸駅 開館日: 4月から11月までの土日祝(一部、平日開館あり) 夏休み期間は平日を含め毎日開館 開館時間:10:00~15:30 駐車場:あり 公式サイト: ・白丸調整池 | 東京都交通局 ・白丸調整池ダムのダムカード | 東京都交通局 ・奥多摩町/観光(魚道開放日のお知らせ)

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電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第7弾です。 このシリーズもいよいよ終盤となりました。 以前ご紹介した茶平集落ですが、この茶平集落のさらに奥には登山道が続いています。 倒木を掻き分けながら登山道をしばらく進んでいくと、今回の目的地「有坂集落」に到着します。 埼玉県秩父市「有坂集落」 山の上の、少し開けた場所に1軒だけの廃屋が姿を現しました。 これまでも色々見てきた、昔ながらの木造建築のお宅です。 近づいてみると...。 玄関の扉に、なにやら多くの請求書が挟まっていました。 よく見ると、電気料金の請求書のよう。 この日、この場所にたどり着くまで相当の体力を消耗しました。 料金請求のため、毎月険しい道を何度も行き来した電気会社の方も相当苦労されていたのではないでしょうか。電気料金を払ってもらおうとしたその苦労は残念ながら報われなかったようです。 そんな玄関の横に、例のやつがありました。 玄関からは室内の様子が伺えました。 床が抜け、荒れ果てた室内には動物の糞のようなものも転がっていました。 壁や窓ガラスの一部が壊れ、木片が散らかる室内。 仕事で使っていたと思われる道具もいくつか発見しました。 こちらは台所。 フライパンや流し台の一部が残っていました。 台所脇から見た外の景色。 山の上で大自然に囲まれ、心地よい風が吹き抜けていました。 この集落に建っていた家はこの1軒のみでした。 元々1軒だけだったのか、それとも1軒だけになってしまったのか詳細は分かりませんが、当時住んでいた方の近所付き合いというものはあったのでしょうか。 山の中に隠れるように建っていたこの家はどこか寂しげに見えました。当時住んでいた方は、周りに家が無く寂しくはなかったのでしょうか。それとも、この様な環境がお好きだったのでしょうか。または、仕事柄仕方なく...といった感じだったのでしょうか。 この集落も、また、当時の様子が気になる集落でした。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第6弾です。 浦山ダムが建設される以前に「寄国土集落」という集落がありました。 しかし、現在は浦山ダムの底に沈んでしまい見ることはできません。 浦山ダムの南側に獅子舞をモチーフにした「寄国土トンネル(ゆすくどトンネル)」というトンネルがあります。そのトンネルの近くに集落の跡地が存在するのですが、そこが今回の目的地です。 埼玉県秩父市「寄国土集落」 ネットで調べた限り、この集落の情報はほぼ無く詳細は分かりませんが、この集落を寄国土集落の一部だと仮定してご紹介いたします。 寄国土トンネルの北側。 トンネル全体を使って獅子舞の口に吸い込まれていくようなデザインになっています。 寄国土トンネルの南側。 こちらのデザインは獅子舞の姿を壁面に描いたデザインになっています。 北側のトンネル脇に階段があります。この階段を上ったところに廃屋が数件建っているのですが、その手前の開けたスペースに炬燵と冷蔵庫の残骸が置いてありました。 山に入ること数分、1軒目の廃屋が現れました。 比較的小さな物件のようです。 物が色々と散乱していてよく分かりませんでしたが、水道があったので台所として使っていたものと思われます。ヘルメットがありますが、これを被って林業をしていたのでしょうか。 屋根が崩れていました。 隣は畳の部屋でした。居間として使っていたものと思われます。 窓際には焼酎のボトルと、レトロな柄のコップが置いてありました。 暗闇の窓際、どこかお洒落な感じをかもし出していました。 2つの建物を引きで見るとこんな感じ。 近くには流し台の残骸がありました。 何かの骨も落ちていました。 続いて2軒目。 木と木の間をぬって建てたような場所に佇んでいました。 割れたガラスの隙間から失礼すると、どうやらそのまま倉庫として使われているようでした。 冷蔵庫や洗濯機がそのまま残っているのが確認できました。 こちらの物件は最近建てたような感じに綺麗な外観でした。 電気メーターが回っていたので何かの作業小屋として使われているのでしょう。 この集落から見える浦山ダム。 このダムの底には正真正銘の寄国土集落が眠っています。ネットで検索しても当時の様子を撮影した写真はあまり見つけることができませんでした。 過去の情報も、現在の様子も確認できないもどかしさ。この集落に住んでいた人たちがどのような生活をしていたのか、興味を持っている今日この頃です。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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2017.09.20 天皇皇后両陛下が埼玉県日高市にある高麗神社・巾着田を御訪問、車列を撮影

2017年9月20日、天皇・皇后両陛下が埼玉県日高市にある「高麗神社」と曼珠沙華が見頃を迎えている「巾着田」に私的旅行で御訪問されました。 御一行は、狭山日高インターから飯能市内の国道299号線を経由して、高麗神社・巾着田を御訪問、その後、飯能合同庁舎に立ち寄られ再び国道299号線を引き返して、狭山日高インターより熊谷方面へ戻られました。 同市内では交通規制が引かれ、埼玉県警察による警護・警備が行われていました。市内の各所には両陛下をお迎えするための奉迎場所が設けられました。 飯能市内を通られることが事前に告知されており、この様な機会は滅多にありませんので、奉迎場所にて撮影をしてまいりました。 時系列にてご紹介いたします。 まずは、往路:狭山日高IC~高麗神社の御移動です。 この場所の通過予定時刻は11時40分。 11:34 通過時刻が近づくと、パトカーや白バイが頻繁にやってきました。 11:37 通過3分前を知らせるパトカーがやってきました。3分前を表す「3」を掲出しています。 各所で「通過3分前です」と放送しながら通過して行きました。 11:41 通過1分前を知らせるパトカー。こちらは無言で通過して行きました。 3分前同様、通過1分前を表す「1」を掲出しています。 11:42 通過予定時刻より2分遅れてやってきました。 私的旅行のため、ナンバープレート部分への菊の紋章は掲出されていませんでした。 11:42 沿道に集まった人達へ御手振りをする天皇皇后両陛下。 目の前を通過する時間は1秒もありませんでしたが、無事にお目にかかることができました。奉迎場所では減速して通過していきました。 続いて、復路:巾着田~飯能合同庁舎の御移動です。 往路の撮影で勝手が分かったので、今度は車列を中心に撮影してみることにしました。 通過予定時刻は15時40分。 15:04 所沢ナンバーのパトカー。 15:13 人員輸送車。 両端に写っている人は私服警察官です。 15:14 熊谷ナンバーのパトカー。 15:24 15:25 15:32 熊谷ナンバーのパトカー。 パトカーにも色々な種類があるんですね。 15:33 通過時刻が近づき、車通りも少なくなってきました。 交通整理のため、警察官が道路上に立っています。 15:36 通過3分前のパトカーがやってきました。 15:38 そして、通過1分前。 通過5分前から警察官が信号を操作し、信号機も常に青を現示しています。(歩行者は赤を現示) 15:38 まずは、白バイ。 15:38 続いて、覆面パトカー。 アンテナが見切れてしまいました...。 15:39 少し間隔をあけて白バイ。 15:39 その後ろに覆面パトカー。 そして、両陛下が御乗車のセンチュリーが続きます。 15:39 周りの景色が綺麗に反射するくらいピッカピカに輝いています。 15:39 今度も御手振りいただきました。 往路とは異なる容姿で、30秒ほど早めに通過して行きました。 すべての車列が通過後、警察官の解散指示があるまでその場で待機し、その後解散となりました。 15:46 車列通過後も警察関係車両が頻繁に行き来していました。大型の人員輸送車も復数台反対方向へ走っていきましたが、交通規制解除の渋滞による車両被りで撮影できませんでした。 最後に当日撮影した往路と復路の動画をご紹介いたします。 通過前の緊張感、通過中、通過後の雰囲気をお楽しみください。 2017.09.20 天皇皇后両陛下 埼玉県日高市 高麗神社・巾着田の視察による車列【往路・復路】

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熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第5弾です。 今回は「冠岩集落(かむりいわ集落)」に訪れました。 埼玉県秩父市「冠岩集落」 秩父側から県道73号線を車で進んでいくと 林道「広河原逆川線」と分岐するあたりで車両通行止めとなります。 左に行くと県道73号線、右に行くと林道「広河原逆川線」。 通行止めとなる場所には「上名栗への車両通行不可」という看板も設置されており、この上名栗方面に進むと、今回の目的地である「冠岩集落」があります。 この場所から歩いて15分程度、ハイキングコースを登っていきます。 道中、熊と思われる動物が剥いだであろう、こんな木を数本見つけながら歩いていくと、今回の目的地に到着しました。 木々に囲まれた木造住宅。 遠めから見ると、まだ人が住んでいるかのような雰囲気。 近づいてみると、廃屋でした。 でも廃屋とは思えないくらいきれいな状態でした。 軒先にある電球の笠が外れて、ちょっぴりマヌケな姿に。 母屋の横にあった物置兼トイレ。 湯船や洗濯機が置いてありました。 湧き水?水道? 以前はホースから水が出ていたそうですが、訪れたときは水は出ていませんでした。 この場所でお米を研いでいたのでしょうか。 こんな釜で炊くお米を久しく食べていませんが、なんだか食べたくなってきました。 2軒目のお宅。 先ほどのお宅とは違い、少々荒れた状態。 囲炉裏の灰が飛散したのか床が真っ白。 いたるところに動物(鹿?)の糞が転がっていました。 建物の横に周りました。 こちらの部屋は台所だったのでしょうか、冷蔵庫と食器が散乱しています。 1軒目との位置関係はこんな感じ。 続いて母屋の横にあるトイレ。 今までの集落でもそうでしたが、トイレが外にある家が多いですね。 おや、怪しい目がこちらを見ています。 探索中に見つけた怪しげなペットボトル。 諸行無常と書かれた裏には何やら別の文章がずらっと書いてありました。 廃集落となってから枝打ちが行われなくなったのでしょうか。 枝が伸び放題の状態の場所がありました。このような状態ははじめて見ました。 こんなお花も咲いていました。かわいい。 3軒目は完全に屋根が落ち、倒壊していました。 すぐ横には土に埋もれたホンダのカブ。 撮影しているとオレンジ色の木漏れ日が差し込んできて、言葉にはできないけれど素敵だなと感じる1枚が撮れました。 調べてみたところ、1958年(昭和33年)頃に製造されたスーパーカブC100という車種のようです。 この場所から見下ろすと2軒目の家が建っています。 この集落では母屋を3軒確認することができました。そこまで大きい集落ではなかったようです。写真でご紹介したように3軒ともすぐ近くに建っており、もしかしたら一族で暮らしていたのでしょうか。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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急斜面に建ち並ぶ廃屋群、埼玉県秩父市「山掴集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第4弾です。 今回は「山掴集落」に訪れました。 その名の通り、“山を掴んだ”ような場所にある集落ということで「山掴集落」という名前が付けられたといいます。 ゲーム「SIREN」のモデルにもなったと言われている廃集落の一つでもあります。 山掴トンネルから歩いて10分程度の山中に比較的広範囲にわたって家が建っています。 SIREN公式サイト 埼玉県秩父市「山掴集落」 最初に見えてきたのがこちらの物件。 所々食器が散乱しており、土壁がポロポロと剥がれかかっている状態です。 母屋とトイレの高低差。 急斜面に建っているのが一目瞭然です。 家の中には机が置いてありました。 続いて2軒目。 昔ながらの木造建築というよりかは、比較的新し目の物件。 母屋の向かいにあるこちら。 中には薪風呂がありました。 隣の部屋にはトマトの冷蔵庫。 そして外にはイチゴ。 冷蔵庫の前にはジュースの瓶がケースごと置いてありましたが、中身の入っている未開封の瓶が数本熟成されています。 外から見た感じ母屋にはコレといって特に無く。 黒電話を保留するときに使うオルゴールが置いてあったくらいでしょうか。 3軒目。 押入れの中から誰かがこちらを見ています。 部屋の片隅にはお人形。 そして骨。 隣の部屋にはダルマと鞠が転がっていました。 味のある赤いテレビを発見。 懐かしさを感じさせる素敵な空間です。 窓越しに見る緑ある景色。 魔法使いが出てくるアニメで誰もが一度は見たことのある様な“木のお化け”みたいな木。 我々が来るのを拒んでいるのでしょうか!? そんなこと思っていると「生首」を発見。 マネキンがあると大抵の場合先客によって悪戯されていますね。(やめてください!) 4件目~。 この場所は今までの3軒とは少し離れた場所にあるのですが見ごたえ抜群でした。 青々とした苔に包まれる姿は、なぜ、美しいのでしょうか。 後ろのタイルから察するにお風呂場だったのでしょう。 裸になった電球が風に噴かれてゆっくりと揺られていました。 この集落一番の見所でした。 横に連なる廃屋郡。4~5軒が並んでいます。 上の写真に写っていたトロフィーの一番上。 なんの競技だったのでしょうか。文字も消えていたので、謎解きヒントはこれだけ。 焼き物でできた何かの顔。 ご利益がありそうな顔をしてらっしゃいます。 このお宅の住人は車がお好きだったようです。 途中、こんな感じで崩れていました。 壁の無くなったキッチン。 「今日のお夕飯は葉っぱのお味噌汁よ~」 ドアノブ。 勉強部屋を発見。 深夜にラジオを聴きながらテスト勉強を頑張っていたのでしょうか。 置いてあるダルマに目が書かれているので、無事に高校合格?大学合格できたのかな。 水に濡れて剥がれるドア。 中をのぞくとキッチンでした。ドアはお勝手口だったようです。 流し台のポットがレトロでいいですね。 向かい側には小屋がありました。 何の部屋なのかはよくわかりません。 この集落にはちょっとした広場みたいなところがありました。 そこには大型の廃バイクが止まっていました。 きっとあの家に住んでいた、車好きな方のバイクでしょう。 また、すぐそばにはボロボロの自転車が立てかけてありました。 現在はそんな面影はありませんが、この場所に自転車やバイクがあるということは、私達がここにたどり着くまでに通ってきた道は、当時はもっと広く、歩きやすい道だったことでしょう。 ここまでいくつかの集落を巡ってきて、山奥にある物件を尋ねるとき、その物件に人がいなくなってからどのくらいの時間が経過したのか、道を歩いているだけで時の流れを感じるようになりました。 あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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埼玉県飯能市でホタルを観賞!cazuキャンプ場・蛍の里キャンプ場で“ゲンジボタル”を撮る【撮影スポット紹介】

蛍シーズンが到来!ということで 今回は埼玉県飯能市のホタル観賞スポットをご紹介いたします。 埼玉県飯能市原市場「cazuキャンプ場」(旧・ほたるの里キャンプ場) cazuキャンプ場とは? cazuキャンプ場(旧・ほたるの里キャンプ場)は、埼玉県飯能市の原市場地区にある自然豊かなキャンプ場です。木材店「吉田木材工業」が運営しているキャンプ場で、材木店の敷地内に併設されています。 今では珍しく直火可能なキャンプ場でもあり、材木店という場所がら一度料金を支払えば薪が使い放題でキャンプファイヤーも楽しめます。DAYキャンプも可能で自然豊かな場所でバーベキューもできちゃいます。 また、キャンプ場の目の前には名栗川が流れており、6月下旬から7月上旬には自然発生したたくさんの蛍が飛び交い、辺り一面に幻想的な空間が広がります。 ホタル観賞について cazuキャンプ場ではたくさんの人に蛍を楽しんでもらうため敷地内を無料開放し、誰でも蛍鑑賞を楽しむことができます。 キャンプ場開放について 開催期間:6月下旬から7月上旬までの蛍シーズン 開催時間:19時00分から21時00分まで(21時完全撤収) 入場料金:無料(ただし、環境保護のため100円の募金が必要) 駐車場:無料(19時から駐車可能、19時前の駐車は所定のキャンプ料金が発生します) 蛍がよく見られる条件・天気 蛍は当日の天候や気温によって飛翔する様子が変わってきます。 ホタルが多く見られる条件は以下の通りです。 風が吹いていない 湿度が高い 気温が暖かい 天候が曇っている、月明かりがない 前日や朝方に雨が降り、湿度が高く暖かい日がベストです。 蛍がよく見られる時間帯 cazuキャンプ場で見られる蛍は「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」です。 cazuキャンプ場の蛍が一番良く見られる時間は「20時前後」です。 私の経験上、cazuキャンプ場のホタルは19時半頃から徐々に飛び始め、20時頃にピークを迎えます。そして、20時半頃から徐々に数が少なくなっていきます。 cazuキャンプ場で撮影した写真 昨年、一昨年と引き続きまして、今年2017年も埼玉県飯能市原市場にある「cazuキャンプ場」でゲンジボタルを撮影してまいりました。 今週が見所のピークだと思われる中、数多くのホタルが空を舞っていました。当日の天候は晴れていたため蛍が好む天候や気候ではありませんでしたが、それでも見ごたえのある素晴らしい景色でした。 2017.06.29/Nikon D800/TAMRON 17-35mm f/2.8-4D/シャッタースピード30秒/絞りf2.8/ISO800/比較明合成44枚 飯能市が舞台のTVアニメ「ヤマノススメ」にも登場 埼玉県飯能市が舞台となっているTVアニメ「ヤマノススメ」にてホタルが描かれた話が放送され、こちらのcazuキャンプ場が登場しました。 アニメにも登場するくらい有名なホタルの観賞スポットだということですね。 交通アクセス 名 称:cazuキャンプ場 住 所:埼玉県飯能市赤沢1072(地図で見る) 駐車場:ホタル観賞者は19時より駐車可能 その他:環境保護金1人につき入場料は100円、ホタル観賞は21時完全撤収 公式サイト:http://www.cazu.jp/ 電車・バスを利用する方 西武池袋線「飯能駅」もしくは JR八高線「東飯能駅」から国際興業バスを利用 「名郷」「湯の沢」「名栗車庫」行きに乗車後、「久林バス停」下車 帰りの終バスの時間に気を付けて下さい。「久林バス停」からの「飯能駅行き」終バスは19時30分頃です。

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2017.06.02 横田基地に韓国空軍C-130Hが飛来

2017年6月2日、米軍A-10、米軍F-16、韓国空軍F-16などが多数飛来していたため上がりを狙いに横田基地へ向かいました。 KC-135R(63-7978) KALITTA(N741CK) イーストタキシーするカリッタエア。 ちょうどいい切り位置で曇りました...。 韓国空軍 (ROKAF : Republic of Korean Air Force) C-130H(95-178) F-16の支援に来た韓国空軍のC-130H。 遠めで見たときに空自の機体が降りてきたのかと思ったら、まさかの韓国空軍。整備員を乗せてきたのでしょうか。 KC-135R(ANG 57-1430) ニューハンプシャーANG。 レアな機体がやってきました! 朝から粘っていたものの、お目当ての機体は撮れませんでしたが、何とか収穫があって助かりました。

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まもなく解体工事が始まる「入間グリーンロッジ」に再訪、当時の備品や写真も公開

以前の記事で取り上げた埼玉県入間市にある「国民宿舎 入間グリーンロッジ」ですが、解体予算が計上され、今年度(2017年度)中に解体工事が行われ更地になることが今年の1月頃に決定しました。 2002年3月31日に閉業してから15年の間、建物を解体する予算が無く長らく放置されていたグリーンロッジですが、2017年6月頃から解体工事が始まる予定となっています。 グリーンロッジ解体について|入間市公式ホームページ - 入間市役所 http://www.city.iruma.saitama.jp/shisetsu/shisetsu_info/1006935.html 以前も撮影を行いましたが、見納めということで最後にもう一度現地の様子を見ておきたいと思い、再び訪問してきましたのでご紹介いたします。 グリーンロッジへ続く坂道の入口にある看板と公衆電話。 前回訪れた時は見逃してしまっていましたが、なんともいい雰囲気を感じ取れました。 見えました、西洋のお城の様な佇まい。 でも、これでも室内は和室なんです。 建物の入口までやってきました。 まだ工事は始まっていないみたいで一安心。 遠くから見ても近くから見ても、緑に包まれるこの景色が見られなくなると思うととても残念です。 入間グリーンロッジは入間市民のシンボル的な建造物として親しまれていましたが、解体が決定し、その姿を見ることができなくなってしまうことから「さよならグリーンロッジ」として、開業当時の様子を撮影した写真や実際に使われていた備品の展示会が入間市役所にて開催されました。 短期間の開催ではありましたが、この機会を逃すまいと見学に行ってきました。 以下、展示の様子をご紹介します。 当時の様子を見られることは滅多にないので、このような機会を設けていただいたことに役所の方々に感謝です。 最後に、入間グリーンロッジが開業した当時の「入間市広報」を閲覧できることが判明したので以下にリンクを掲載しておきます。 市報いるま No.166 昭和46年6月1日発行 「国民宿舎入間グリーンロッジ 7月1日オープン 1泊2食付で1,500円」 http://www2.city.iruma.saitama.jp/koho/iruma/166.pdf (探索日:2017年6月)

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「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第3弾。 今回は「栗山集落」に訪れました。 埼玉県秩父市「栗山集落」 道路からすぐの場所にある、こちらの集落。 車で訪れるならアクセス良好の物件です。 外にかかっている温度計を発見。 今日の気温は何度かな? 草の中に埋もれる洗濯機。 よく見るとトヨタ製の洗濯機でした。 トヨタが洗濯機を作っていたことがあったとは驚きました。 玄関から失礼。 すぐ目の前には台所がありました。 家電も食器もそのまま残っています。 木造家屋の立派なお宅。 こういう雰囲気、大好きです。 神社のお札。 外に放置されたブラウン管テレビ。 デザインからして相当昔のテレビなのでしょう。 住宅前に置かれた自転車。 室内には足踏みミシン(台のみ)がありました。 反対側に周って玄関から。 これぞ昭和のリビング、といった具合に家具が配置されていました。 郷土館などの展示で配置されているような感じですね。 玄関の片隅に置かれていた鍵。 サビ具合とクモの巣が時間の経過を物語っています。 こちらにも立派なお宅を発見。 家の廊下から見えているのはミシン台。 こちらは台だけではなくミシンも残っていました。 いい感じに錆びていた洗濯機。 洗濯機の足元には「アサヒ靴」と書かれたホーロー看板。 ビール瓶と招き猫が置かれたリビング。 このプレート、前回訪れた茶平集落でも見かけました。 こちらの廃屋は一部が崩落しかけています。 よい町は私の小さな奉仕から。 こちらは玄関に何か置いてありますね。 「2000年、シドニーがやってくる。」 シドニーオリンピックのチラシでした。 あれから17年、時が経つのは早いものですね...。 こちらの栗山集落は立派な物件が多く残っています。 続いての物件も立派なもの。 手前の廃屋は支柱が支えきれなくなったのか、倒壊して崖下に落ちていました。 この廃屋の横もすぐ崖になっていて、よく見ると玄関が浮いています。 崩れてしまうのも時間の問題でしょうか。 玄関から。 こちらも残留品が多く残っています。 女性が彫られた何か。 「開局記念 秩父テレビ中継局」と書かれた温度計。 探索当日は小雨がぱらつく天気で肌寒く感じました。 正確なのかは分かりませんが温度計は 15℃ を示しています。 こちらは荒れていました。 動物の糞が落ちていたので、動物の住処にでもなっているようです。 苔の生えた三輪車を発見。 これは、あれですか。 ここから喋ると別の出口の前にいる人と会話ができるあれですか。 見てください、この開放的なボットントイレ。 サッポロビールの瓶。 栗山集落にはいろいろな瓶が転がっていました。 家のそばにあった祠。 栗山集落を最後まで見守っていたことでしょう。 栗山集落はこんな山の中にひっそりと佇んでいます。 どこからともなく聞こえてくる動物の鳴き声。 秩父廃集落の探索に来ると毎回必ず猿を見かけます。 訪れる方はご注意を。 (探訪日:2017年) あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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有料期間が終わった埼玉県秩父市の「羊山公園」へ芝桜を見に行ってみた

言わずと知れた芝桜の観光名所、埼玉県秩父市にある「羊山公園」。 4月下旬のゴールデンウィーク近くになると、羊山公園の芝桜の丘に植えられている40万株以上の芝桜が咲き誇り見頃を向かえます。 この芝桜が見頃の期間中は「芝桜まつり」が開催されます。期間中は例年、一般300円の入園料がかかります。(2017年は4月14日~5月7日が有料期間でした。) 見頃が過ぎると「芝桜まつり」が終わり以降の入園はフリー入場となるのですが、フリー入場となった5月8日、秩父方面へ出かけたついでに芝桜の様子を見に行ってみました。 そこそこ混雑していた園内の駐車場に車を止め歩くこと数分、芝桜の丘が見えてきました。 見頃を過ぎた芝桜たち。一部の場所はまだ辛うじて咲いていましたが、ほとんどの場所はご覧のような具合でした。 ただ、芝桜は残念でしたがこの日は天気がよく、武甲山が綺麗に見ており気持ちのよい景色でした。 まだ芝桜が咲いている場所をそれっぽく撮影してみます。 満開時には、紫色、ピンク色、白色など、全部で9種類の芝桜が咲き誇ります。 接写してみました。近くで見ると、ほんとに桜のような花びらになっているのが分かりますね。 ハートマークが模られた一角。芝桜は近くで見るより、遠めに見たほうが綺麗に感じます。 見頃が過ぎているため予想通りの開花状況でしたが、無料でこれくらい見られるのであれば充分かなと思います。 ちなみに、見頃の時期に無料で見ることができる場合もあります。それは「芝桜まつり」開催時間外に行く方法です。羊山公園は公園のため24時間立ち入ることができるので、開催時間の8時~17時以外に行けば普通に芝桜を楽しむことができます。 秩父観光なび:芝桜の丘(羊山公園) https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1808/ <入園料> 一般:300円 一般団体(20名以上):250円 ※中学生以下は無料です。 <期間及び時間> 有料期間:芝桜まつり開催期間中 入園時間:8時~17時 <その他> 障害者手帳、療育手帳又は、精神障害者保険福祉手帳の交付を受けている方は、ご提示の上、入園料が無料となります。

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2017.05.06 無人偵察機「RQ-4“グローバルホーク”」、ミッションを終え日中の横田基地に帰投

2017年5月1日より台風避難のため、無人偵察機「RQ-4“グローバルホーク”」が横田基地に展開しています。 例年は台風避難の際、三沢基地に展開するのですが、今年は三沢基地の滑走路改修工事と時期が重なっており三沢基地の滑走路が閉鎖されるため、今年に限っては横田基地に展開することとなりました。 (北関東防衛局公式サイト) 米空軍グローバルホークの横田飛行場への一時展開(暫定措置)について [pdf] 予定では、グアムにあるアンダーセン基地から5機のグローバルホークが飛来する予定ですが、本日(6日)現在は横田基地には3機のグローバルホークが飛来しています。 1機目:2017年5月1日 23時頃 2機目:2017年5月2日 25時頃 3機目:2017年5月4日 7時頃 にそれぞれ飛来しています。 そして本日昼すぎ、昨日(5日)20時頃にミッションのため離陸していた1機が横田基地に帰投しました。 グライダーのような長い羽根を広げて姿を現したグローバルホーク。 無人のため窓ガラスも無く、偵察機らしい如何にも怪しいフォルム。どこかクジラにも似ているような...。 RQ-4B [112049] 通常、ミッションは暗い時間帯に行われるようで、明るい時間帯に撮影できたのはラッキーでした。グローバルホークは1回の飛行で36時間程度飛べるようですが、今回は16時間程度飛行していたものと思われます。 私自身、今回始めての撮影となりましたが10月まで横田基地に展開予定なので、それまでに幾度か日中に撮影できるチャンスがあれば嬉しいですね。

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東京都奥多摩町日原、崖下に現る奥多摩工業の廃トロッコ

東京都西多摩郡奥多摩町、日原街道の日原トンネル西側出口に掛かる「登竜橋」。 この橋の下に以前使われていたトロッコの残骸と廃線跡が残っています。 以前ご紹介した奥多摩工業の無人トロッコとはまた別のトロッコで、同じ奥多摩工業ではありますが機関車による牽引型のトロッコです。 何故この場所にトロッコが放置されたままなのか不明ですが、以前から気になっていましたので行ってみることにしました。 登竜橋を渡りきったところにちょっとしたスペースがあり、橋の下に降りられる階段があります。 その階段を降りた先に今回の目的のトロッコが見えてきます。 階段を少し降りた場所から階段の降り口を見上げます。 秋や冬であれば、行く手を遮る雑草などはあまりありませんが、これからの時期は緑が生い茂り階段を降りるのが難しくなるようです。 トロッコ関連の残骸。 階段の脇にあるのですが斜面上にあるため近くまではいけませんでした。 廃トロッコを発見。 実はこのトロッコは階段を降りる前から見える位置にあります。 線路も残っています。 この先に橋があったのでしょうか。 この黄色いものはそれ関係のものなのか、わかりませんでした。 ふと、足元を見るとネジが散乱していました。 線路に刻まれた文字。 製造年を探してみましたが見つかりませんでした。 斜面に埋もれているのはトロッコの台車でしょうか。 車輪が黄色く塗られています。 さらに斜面を下るとそこにもトロッコがありました。 紛れも無くトロッコの台車です。 斜面を下ったところから見上げたところ、複数のトロッコが埋まっており、荷台も大きいことから間近で見ると結構な迫力がありました。 この様な廃トロッコを見るとワクワクしてくるのは何故でしょう。 埋もれている台車を見ていたところ車輪に<I>のようなロゴが刻印されているのを発見。 そして、近くのトロッコには銘板が貼られているのも発見しました。 先ほどのマークはどうやら岩崎レール工業株式会社のロゴマークのようです。 「製造昭和38年2月、製造番号13932、形式容量2 M3」と書かれています。 さて、先ほど「橋があったのではないか」と書いた場所ですが、その延長線上にトンネルがありました。 岩場に掘られたトンネル。 奥多摩工業の名前で立入禁止の看板があります。 中をのぞいて見たところ、線路はずっと奥まで続いており、現在は線路の上に足場を作って歩けるようになっていました。また、何やら機械が動作していてゴゴゴォという音が響き渡っていたので、現在でも何らかの作業に使用しているようです。 最後に階段を降りている途中に見つけたものを。 相当の月日が経っているであろうバイクのヘルメットが岩場に置かれていました。 (探索日:2017年3月)

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石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」

埼玉県秩父市の浦山地区に多数ある集落跡地。 浦山ダムの周りには人のいなくなった集落跡地、いわゆる廃集落が8箇所程度存在しています。山の中に位置するため高齢化に伴う過疎化から、住民たちは山を降り、その結果廃集落となった場所がほとんどのようです。 県道73号線を走行していると、獅子舞の口に吸い込まれるような迫力あるデザインの寄国土トンネルが姿をあらわします。 この寄国土トンネルは浦山ダムの建設に伴い、迂回路として建設されたトンネルです。寄国土というのは、浦山ダムの底にはダムの建設によって水没した集落が存在し、その集落の名前にもなっています。 また、ここ浦山地区は「獅子の里」と言われ、浦山大日堂(昌安寺)の縁日に獅子舞が舞われています。そのため近辺の集落では獅子舞のイラストやオブジェクトなどを目にする機会があります。 そんな寄国土トンネルを抜けると、すぐ左側に林道茶平線の起点があり、ここから坂道を登っていくと今回の目的地である「茶平集落」に到着します。 埼玉県秩父市「茶平集落」 緑色の苔が生えた石。 立派な石垣の上に佇む廃屋が姿をあらわしました。 石垣は青々とした苔で包まれています。時が止まった空間に入り込んだと思った瞬間です。 いろいろ探索してみます。 冷蔵庫と三ツ矢サイダーのケースに入ったビン。 家の中はご覧の通り、荒れておりました。  縁側に放り出された雑誌類。 足元にはオレンジジュースの空き缶が転がっていました。 飲み口がこのタイプの缶は今では見なくなりました。 色々な廃墟サイトで見かけたことのあった掃除機。 この掃除機を見つけたとき、有名人に出会えた、そんな感覚になりました。 色の褪せたダルマさん。 三輪車。 別の家も見てみましょう。 昔ながらの日本家屋といった佇まい。 ハンドル付き洗濯機がありました。 ハンドルを回して洗濯の終わった服を脱水するんですよね。 縁側に放り出されたタンス。 その引き出しには年賀状などの手紙類が残されたままになっていました。 最後にもう一軒。 玄関に貼られた会員マーク。 昔の家にはこの類のプレートやシールが貼ってあるのをよく見かけます。 錆びて傾く郵便受け。 廣貫堂の薬箱。 年代モノ発見です。 廣貫堂の薬箱は色々な種類があるそうで、アンティークとしてコレクションしている方が多いのだとか。調べてみたところ写真の薬箱は“昭和30年代”頃に作られたもののようです。 さらに、この家には面白いものがありました。 それは、なんと...。 壱万円札。 が描かれた湯のみでした...! さすがに本物ではありません。 きっと誰かが立てて置いたのでしょう。 石けん類のボトルなどが散乱している縁側にポツンと立っている姿を見つけたときには笑ってしまいました。 集落跡を探索していると、当時の集落の様子やそこで生活していた方々の歴史が見えてくるだけではなく、時には懐かしさを感じるモノに出会えたり、面白さや驚きのあるユニークなモノを発見できたりと、新たな発見につながる場面に遭遇します。 “廃”的な美しさを見つけるだけでなく、そういった新たな発見ができるのも、集落跡を探索するまた一つの楽しみになっています。 (探索日:2017年) あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落(嶽集落)」と「十二社神社」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.4(遊園地エリア、観覧車ほか)

小さな観覧車の廃墟があることで有名な「化女沼レジャーランド」。 3つの記事で2月19日に開催された見学会の様子をご紹介をしてまいりましたが、今回の記事でラストとなります。 売却前最期の見学会では前回の見学会の時とはうって変わり天候にも恵まれ、まさに晴れやかな一日となりました。 青空に映える遊具たち。 この景色が見たかった!来て良かったと思えた瞬間。 メリーゴーランド。 目力のすごいお馬さんが奥からこちらを見ています。 どのお馬さんもお疲れのご様子。 キミは何人の子どもを背中に乗せてあげたのかな? アヒルちゃん。 中央の柱に書かれている絵。 妖精さんでしょうか。 屋根側面の飾り。 中央の飾り。 観覧車の前にあるトラバンド。 世の中には、これと同じ形のものが現役で動いているらしい。 乗ってみました。 何層にも塗り替えられた跡が分かります。 色あせ具外が素敵。 動画も撮影しました。 手で押すと動きます。 続いて、コーヒーカップ。 青空の下で見る最初で最期のコーヒーカップ。 腐食の激しさが月日の経過を物語っています。 青色が黄色に塗り替えられていたようです。 こちらのコーヒーカップからは、ピンク色がこんにちは。 テーブルを回したらクルっと動きました。 起動装置でしょうか。 チェーンとイスが無くなった空中ブランコ。 これだけだとなんだかよく分かりません。 ゴーカートにご注意。 ゴーカートは遊園地エリアの外周に造られたコースを走っており、来園者はゴーカードの往来に注意してエリア内外を行き来していたようです。 ストーランドはいわゆるアスレチック。 ススキに埋もれています。 佇む機関車。 FAIRYLAND PEGASAS さぁ、お待ち兼ねの観覧車です。 でーん。 ででーん。 でででーん! 青と赤のゴンドラ。 雨の日に見た雰囲気とはまた一味違った感じです。 ゴンドラ内。 「正」「止」「逆」 3つのボタンが単純で分かりやすい。 あのゴンドラの扉が開くことは二度とありません。 夢中になって撮影していると光線状態が変わり、観覧車の反対側に光が当たり始めました。 様々な視点から思う存分にシャッターを切ります。 そうこうしているうちに、見学会もまもなく終了の時間です。 次第に日が傾き始め、オレンジ色に染まる。 当時の様子は知らないけれど、見学会を通じてその歴史や景色がなんとなく見えた気がします。 閉園前も、閉園後も、多くの人たちを楽しませてくれた化女沼レジャーランド。 その想い出は一人ひとりの胸の中にそっと刻み込まれていることでしょう。 ありがとう、さようなら。 化女沼レジャーランドよ、永遠に...。 (探索日:2017年2月19日) P.S. 同見学会の開催後、3月18日と19日の2日間、「化女沼レジャーランド販売見学会」というものが行われたようです。

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.3(野外ステージ、飛行機遊具ほか)

自然と音楽と味・スポーツの楽園「化女沼レジャーランド」。 廃墟となった今でも多くの人の注目を集めています。 今回で最期となった見学会では、前回の訪問でじっくり見ることのできなかった施設を優先的に見学しました。 「バンガロー村・キャンプ場」 藪の中に埋もれていた、いくつもの小屋。 そのうちの1つが比較的藪も少なく近づけそうだったので中をのぞいてみました。 室内は6畳ほどの広さで、テーブルが1つありました。 ただ、特に面白そうなものは見当たりませんでした。 その他の小屋には近づけそうにありませんでしたので、中を見ることはできませんでした。 「野外ステージ」 園内にはキャラクターショーなどが行われた野外ステージがあります。 かつて「ゴダイゴ」のライブも行われたという野外ステージも、今では背丈の長い草が生い茂っています。 音響設備が置いてあったと思われるステージ横の小屋。 配線が少しだけ残っていました。 こちらは野外ステージ入口にあるチケット売り場的な小屋。 中には雑誌や農協の袋が散乱していました。 「飛行機遊具」 以前もご紹介したセスナを改造した遊具。 レジ、MK1035。 操縦席。 雨ざらしのため、操縦席は無残な姿に。 尾翼。 「売店・ゴルフ練習場受付」 「いらっしゃいませ」 達筆すぎます。 カウンターに料金表が置いてありました。 誰も履くことの無くなったゴルフシューズ。 荒れています。 色褪せたプロの方々のポスター。 カウンターの下にはカレンダーも貼ってあります。 ミニかもめの玉子 20個入 1450円 見学会もいよいよ終盤です。 さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.4 に続きます。 (探訪日:2017年2月19日)

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.2(お姫館、化女沼神社)

宮城県大崎市にあるテーマパークの廃墟「化女沼レジャーランド」。 化女沼レジャーランド内はいくつものエリアに分かれており、全体が廃墟となってしまった訳ですが、一箇所だけ定期的に管理されている場所がありました。 「お姫館」入口。 館という漢字が古い書体になっています。 化女沼に伝わる「照夜姫」にまつわる伝説を紹介し、その霊を慰める施設。 建物の中央やや左手前に崩落した屋根が見えます。 神社で見かける、手を清める水が流れているものだと思われます。 化女沼お姫館。 こちらの“館”の字はそのまま。 建物の中央には照夜姫の像があり、お花などがお供えされていました。 天井から吊るされている立派な飾り。 壁には照夜姫の言い伝えがイラストで描かれています。 建物の裏側に周ってみます。 照夜姫の像の後ろには裏手に出るドアがあるのですが、外から木の棒でロックされていました。 管理されていると言っても最小限で、柱の塗装はボロボロに剥がれかけています。 さて、お姫館の裏手には神社がありました。 「化女沼神社」 鳥居があり、狛犬もちゃんといます。 左側の狛犬。 右側の狛犬。 園内の案内マップには「化女沼神社」と書かれているこの神社。 「化女沼がずっと市民に親しまれる場所であるよう」願って建てられたもの。 例祭も行われているようです。 照夜姫、古里見守って 化女沼神社で例祭│宮城県 大崎市民が憩う化女沼の主とされる伝説の美女照夜姫の例祭が24日、同市古川の化女沼神社で営まれた。社があるのは、2001年に休園した観光施設「化女沼レジャーランド」の敷地内。経営者の後藤孝幸さんと元従業員の女性2人が、神職の祝詞に続いてかしわ手を打った。 (ローカルニュースの旅:化女沼レジャーランドより引用) (探訪日:2017年2月19日)

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さよなら「化女沼レジャーランド」最後のお別れ見学会 Part.1(姫龍峡・そうめん流し)

2017年2月19日、宮城県大崎市にある廃墟「化女沼レジャーランド」の最期の見学会が行われました。 最期というのは、今月上旬(2017年3月上旬)に化女沼レジャーランド全体が売却され所有者が代わるためで、今後はテレビなどの取材も含め一切の立ち入りができなくなります。 前回に引き続き今回も、化女沼レジャーランドのオーナーさんと交流のあるTEAM酷道のメンバーよごれんさんが主催されたもので、開園当時の様子を知っている地元の方から廃墟好きな方まで120名以上が訪れました。 売却日程の都合で当初予定されていた3月中の開催から2月中の開催へと急遽変更された見学会ですが、この機会を逃すと一生後悔することが目に見えておりましたので、なんとか都合をつけて参加してまいりました。 前回の訪問で訪れることができなかった場所を中心に、今回も複数の記事に分けてご紹介いたします。 「姫龍峡 ジンギスカン・そうめん流し」 園内の中央に姫龍峡というレストランがあり、ジンギスカンとそうめん流しをメインに営業をしていたようです。 正規の下へ降りる階段が崩落していたので、別の場所からアプローチしました。 この辺りを進めば行けるだろうという場所の検討をつけて、藪の中を一気に駆け抜けます。 しばらくすると、姫龍峡と思われる建物に到着しました。 あちこちに、そうめん流し用のテーブルが横たわっています。 どこか、中国の露店が出ている市場に来た様な、そんな景色。 当時は水車が設置されていたらしい。 素敵な錆び付き具合の電灯。 食券売場。 屋根が崩落しています。 現地のこの雰囲気がたまりませんでした。 写真だとうまく伝えられないのが残念...。 飲物渡口。 手書きなのが何ともまた。 さーて、今日のメニューはなんだろう~。 こっちにもテーブルが転がっています。 一体いくつのテーブルが用意されていたのでしょう。 探索した中では190番くらいまで番号がふってあるのを確認できました。 藪に埋もれたメニューを発見。 行楽地価格ですね。 当時は光のもとった提灯が綺麗に吊るされていたのでしょう。 さて、カウンターの中に入ってみます。 飲物渡口の中から。 当時使っていたであろう道具がそのまま残っています。 色あせて青くなったお土産袋。 レジとメニューがありました。 その脇の壁には持込料なる料金表が貼ってありました。 持ち込むだけでこの値段はちょっと高くないですか? 手書きじゃない「飲物渡口」ありました! もうちょっと奥まで入ってみましょう。 厨房です。 風の力で台拭き用の物干しが回っています。 「カタ、カタ、カタ、カタッ...」 誰もいない厨房に寂しげな音が鳴り響いていました。 ガスコンロ。 誰が置いたのか丼が一つありました。 青いペンギンのシールがトレードマーク、ホシザキ製の冷蔵庫。 このシールを見ると何故か安心します。 表の食券売場と書かれた辺りでしょうか。 たくさんの丸イスがありました。お客さんが使っていたものでしょう。 簡易式のガスコンロ。 ジンギスカン用でお客さんに渡していたものでしょうか。 遊園地もあればレストランもある、ゴルフ場もあればホテルもある。そしてこれらすべてが廃墟である。それぞれが違った雰囲気を楽しめて、一度で三度も四度もオイシイのが化女沼レジャーランド。そんな廃墟をテーマとして化女沼レジャーランドの跡地を復活させる計画がありましたが、残念なことに時間と資金不足により中止され、この度の売却となりました。今回の売却は「再び、この場所が人々の集まる場所となって欲しい」というオーナーさんの夢とは全く異なる形での売却となってしまい、今後は産業地となる可能性が高いそうです。 (探訪日:2017年2月19日)

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埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の集落跡地「岳集落・嶽集落」と「十二社神社」

埼玉県秩父市にある浦山ダム周辺には多くの集落が存在しています。 かつては多くの人たちで賑わっていた浦山の地ですが、現在ではその多くが人のいない廃集落となってしまっています。かろうじて人の住んでいる集落もありますが、高齢化や住みにくい土地が原因で過疎化が進行しているようです。 「岳集落・嶽集落」と「十二社神社」 今回訪れたのは、そんな廃集落のうちの1つである「岳集落・嶽集落」です。 この集落の中には現在でも現役の「十二社神社」という神社も建っていて、他の集落とは違い、そこそこ人の出入りがあるようです。 ホラーゲーム「SIREN(サイレン)」のモデルになった場所 SIREN公式サイト この岳集落・嶽集落は、「PlayStation2」用ソフトのホラーゲーム「SIREN(サイレン)」に出てくる「羽生蛇村(はにゅうだむら)」のモデルになった集落の1つとしても有名で、ファンの方も頻繁に訪れている比較的マイナーな廃集落となっています。 また、岳集落・嶽集落とは別に同じく秩父市内にある廃集落「山掴集落」も「SIREN(サイレン)」のモデルとなった集落と言われています。 2017年に「山掴集落」の探索も行いました。その時の「山掴集落」の様子を記録した記事を以下に貼っておきますので、こちらも是非ご覧ください。 埼玉県秩父市「岳集落(嶽集落)」 浦山公民館付近には今も現役である集落「日向集落」があり、その日向集落にある「日向公会堂」付近から岳集落へ向かう山道が続いています。この山道を歩いている途中、みかんを食べている野生の猿を数匹目撃しました。(こちらの存在に気が付き猿は逃げていきましたが、もし出会った時は刺激を与えないようにしましょう。) しばらく山道を歩くと、今回の岳集落の目印となる「練馬区青少年キヤンプ場」が左手に見えてきます。この場所から200メートルほど進むと今回の目的地である岳集落に到着します。 岳集落・嶽集落を写真撮影する 岳集落・嶽集落に到着し、一番最初に目に入ってくる廃屋。 屋根が崩れ、今にも崩れ落ちそうな気配。 壁も無くなり、廃屋というより解体現場のような感じ。 でも、空気や雰囲気は全く違う。 この家の住人はどのような生活をしていたのだろう。 釜戸で炊いたご飯、ぜひ食べてみたい。 隣接している蔵も壁が崩れかかっています。 車輪のようなこの道具は何に使うモノなのでしょうか。 外に散乱する窓ガラス。 木造建築の立派なお宅。 こちらは“まだ”原型を留めておりました。 こちらのお宅では当時最新鋭の電気釜を使っていたようです。 どんな料理を作っていたのかな? 戸に残る割れたガラス。 危険ではあるけれど、この割れたガラスがまた一段と廃屋にいい味を出してくれる。 こちらは玄関でしょうか。 中を覗くとテレホンガイドがありました。 「日本電信電話公社」(現・NTTグループの前身です) よく見ると「昭和51年10月1日現在 昭和52年2月1日発行」と書かれています。 あたり一面に生える緑色の苔が美しい。 高価であろう桐ダンスも、壁や屋根と一緒に散乱しています。 今回、残留品といえるようなものはほとんど無く、今までに写真で紹介したものが殆どでした。 自転車とリヤカーの残骸。 この自転車についているマーク、私が小学生の頃、じいちゃんの家で見かけた記憶があり懐かしく感じました。 集落の隅の方にある蔵。 壁も崩れ落ち、今にも倒壊しそうなくらい傾いています。 蔵の中には農作業道具が少し入っていました。 蔵の土壁の中には竹が埋め込んであること、これの様子を見て始めて知りました。 取って付けたような水道。 岳集落・嶽集落の六地蔵 岳集落・嶽集落の入口付近にはお地蔵様(六地蔵)が立っています。 なぜ、ここに六地蔵がいるのか。 その理由が書かれた説明文が横に貼られていました。 「ここに昔からいたお地蔵様が行方不明になりました。昔からあったお地蔵様で、馬頭様のそばに一つだけあった大きなお地蔵様です。 (中略) この大きな1つのお地蔵様には昔から言われがあって、手を付けると、やけどをすると言われました。手を付けると怖いお地蔵様です。 今まで嶽部落は何もありませんでしたが、そのさわりで(平成)25年8月に嶽部落が大火事になったのかもしれません。また、災難があると困るので、「お地蔵様」是非、元の場所へ帰ってきてください。お願いします。」 2013年8月、放火による火災・大火事が発生 「お地蔵様が行方不明になったことで、2013年(平成25年)8月に岳集落(嶽集落)が大火事になったのかもしれない」ということが書かれていました。 この2013年8月に発生した火災について調べたところ新聞の記事を見つけました。 空き家放火容疑で26歳男逮捕 秩父署は二十九日、非現住建造物等放火の疑いで、住所不定、無職佐藤裕太容疑者(二六)を逮捕した。 逮捕容疑では、二十八日午後六時半ごろ、秩父市浦山の空き家に放火し、木造二階建て約百三十平方メートルを全焼させたとされる。署によると、「自殺するつもりで家に入って火をつけたが、燃え広がったのを見て怖くなって逃げた」と容疑を認めている。他の空き家二棟にも延焼し、いずれも全焼した。 (ついっぷる:あおね(@ysmr333)さんの投稿画像より引用) 「この火災は放火で、自殺をするために火を放った。でも怖くなって逃げた。」ということみたいです。自殺のために放火するとは身勝手も大概にして欲しいですね、何を考えているのだか...。 人がいなくなって廃墟や廃集落となっても、その場所や建物などは当時の生活を知る上で貴重な資料や遺産です。決して故意に荒らしたり壊してはならないものです。 探索する上でも気を使って、当時の残された状態を大切に守っていきましょう。 埼玉県秩父市「十二社神社」 続いて集落内にある「十二社神社」の様子をご紹介いたします。 十二社神社を写真撮影する 「十二社神社」 この神社は集落のすぐ隣に位置しています。 境内には、ご利益がありそうな樹齢数百年はあるであろう立派な杉の木が生えています。 これは何でしょう。 神社には詳しくないのでわかりませんが、御神体が入っているのでしょうか。 境内から岳集落方面を望む。 人気も無く、まったりとした雰囲気のよい場所でした。 「岳集落・嶽集落」と「十二社神社」の行き方について さて、冒頭でも簡単に触れましたが改めて「岳集落・嶽集落」までの行き方をご紹介いたします。 Googleマップにも岳集落の場所やアクセスするための道が載っていますので比較的行き易いと思います。 まず最初にアクセスルートの目印となる、埼玉県秩父市浦山202にある「日向公会堂」を目指してください。 日向公会堂に到着すると、北側に細い道(かろうじて車が1台通れるような道)があります。この道は南東の方角に伸びているのですが、この道を最後まで進むとお目当ての岳集落(嶽集落)に到着します。 道を進んでいくと、途中大きく開けた場所に「練馬区青少年キャンプ場」という小さめの看板が立っています。この看板が現れたら目的地はもうすぐです。右側に廃屋が見えてきます。 日向公会堂(Googleマップ) 練馬区青少年キャンプ場(Googleマップ) 岳集落・嶽集落跡(Googleマップ) なお、日向公会堂までは車が入れますが、それ以降の岳集落までは車で行くことはできません。途中から舗装されていない道に入りますので歩きやすい運動靴が必須となります。 日向公会堂から岳集落までの所要時間は徒歩で10分から15分程度です。 まとめ 岳集落にある廃屋は老朽化によりほとんどが崩れている、もしくは、崩れかけていました。ただ、どの家も立派な木造建築で広々とした造りになっていた様子が伺えました。残留品も少なく、急に人がいなくなったという感じはしませんでした。住人が高齢化して仕方なくこの土地を離れた感じだと思われます。 (探訪日:2017年某日) あわせて読みたい【秩父市周辺の廃集落】 石垣に生える青々とした苔が神秘的、埼玉県秩父市「茶平集落」 「栗山集落」 埼玉県秩父市、90年代を最後に人がいなくなった残留品のある廃集落 急斜面に建ち並ぶ廃屋郡、埼玉県秩父市「山掴集落」 熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」 ダムの底に沈んだ廃集落、埼玉県秩父市「寄国土集落」 電気料金未払いの家が1軒あるだけの集落、埼玉県秩父市「有坂集落」 有名な“車のおもちゃ”を見に埼玉県飯能市「白岩集落」へ、まさかの野生動物と遭遇 新緑に包まれる有名廃村、埼玉県秩父市「小倉沢集落」(秩父鉱山/日窒鉱山/ニッチツ鉱山)

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まもなく改修工事に入る代々木第一体育館、Sphere Super Live 2017「ミラクルスフィア」ライブ初日の風景

2020年の東京オリンピック開催に向けて、2017年7月より改修工事に入る「代々木第一体育館」。 2017年3月4日、5日に声優ユニット「スフィア」の2Daysライブ、Sphere Super Live 2017「ミラクルスフィア」が開催されました。 現在の代々木第一体育館で行われる最後のスフィアライブ。 スフィアと“よよいち”を絡めて、写真を撮影しましたので少しですがご紹介いたします。 この日のために用意された顔出し看板。顔出し看板が用意されたのは今回が初めてでした。なかなか面白いですね。設置は、両日開演時間まででした。 交差点の歩道橋の上から会場全体の雰囲気。 スフィアとよよいち。 今回のライブタイトル「ミラクルスフィア」と一緒に。 いよいよ改修工事が始まる代々木第一体育館。 工事では外観のデザイン変更はなく、約22カ月柱の補強などが行われるようですが、幾度となく遊びに来たこの会場は改修工事終了後どのようになるのか気になります。

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